過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

棄民の国に生きる哀しみ

2021-12-02 12:00:00 | 曇り空に旗をたてる
★時代に対するエッセイです。
★食に関する記事ではありません。


有効な予約が無いものは、この先、1ヶ月は、日本に降りるチケットが買えない。
日本のパスポート、在留資格があるのに、母国である日本に、逃げて帰ることもできない。

戦時下でもないのに、高らかに宣言された『棄民』政策。それに拍手する人々の群れに、吐き気がします。

島国であるメリット、水際対策が待ったなしは、当然であると思います。
ですが、国際空港を選び、そこで入国と同時に、滞留施設に2週間、滞在を義務化する、という遣り方もあるのです。

感染が広がる国や地域から、安全な場所に、できれば母国に一時避難したい方を切り捨てる。こんな非道が許されるなら、国はいらない!

国の使命で異国に働く者も、個人の選択で異国に住まう人も、最後に頼る力が、差別なく迎える母国であるはず。
日本がしたことは、国家として国民の安全を保障する義務への裏切りと、呼ばれてもオカシクナイ行為です。

どうか、一時でも早く、棄民政策を改め、感染症対策に従った保護に、切り替えて欲しいと願います。

島国ニッポンだけ安全なら良いと思った方々。貴方や家族が、今、海外に居ると思ってみてください。その絶望感を想像してください。お願いします。

2021年12月2日 過労死予備群、謹書。


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