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過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

ホテル近くのジェラテリアは旨し!

2018-08-30 18:56:00 | 旅日記


前半週、フィレンツェは連日、最高気温が35度近くありました。
3時半から6時前頃、外に出歩くのは、至難の技でした。
シェスタ時間の始まる前か、あるいは6時過ぎから日没の8時頃までの間に、ホテルに戻る折の楽しみになったのが、ジェラートでした(笑)。



サンタ・トリニータ橋を渡って……。



目指すは此方、ジェラテリア・サンタ・トリニータ、まんま…(笑)。店内には常に列がありました。



常に24種ほど、違うジェラートが並んでいます。
コーンかカップのサイズを選ぶと、それに合うように、二種類のジェラートを手量りで、盛り付けてくれました。



左が、胡麻とサンタ・トリニータ・ショコラの盛り付け。濃厚な胡麻の美味しいこと! ショコラはほろ苦いのに軽さがある!
胡麻もチョコレートも深みがあるのに、ジェラートらしい明るさが素敵でした。

右は、ワイルドベリーと、レモンチェロとオレンジの盛り付け。
酸味とフルーツ感、大人っぽさのあるジェラートでした。

暑い日に、お楽しみがある幸せでした(笑)。


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ドゥオモに登る3:街中からフィレンツェを観る

2018-08-30 07:01:00 | 旅日記
Cupolaのトップは360度の視界に満たされています。一面の茶色の穏やかな空間!



■サンタマリア・デル・フィオーレ大聖堂の、鐘楼やファサード

強風のなか(笑)、茶色の屋根が続く、きれいな街並に見惚れます。



■鐘楼を右手に。アルノー川方面を臨む。
ホテルがある旧市街、ウフッツィ美術館、アルノー川。その奥に見える低めの山筋は、夕刻になれば人が集まる場所に。夕陽に溶けるフィレンツェを展望する名所とのこと。





アルノー川方面から180度、反転した町筋も、茶色の街並。
フィレンツェの旧市街は小さく、そこから離れて、街は広がっていきながらも、美しい茶色の街並は保たれていたのですね。



メルカートや鉄道駅を含む、機能部分。茶色だけでは統一できない建物が散見されます(ニッコリ)。

旧い建物、スカイラインを守りながら、可能な限り、内部の近代化で共存しようとする。無理な場合は、ある程度あつめて、全体を壊さないように。
人の努力と、連帯を感じる風景と思いました。

★私の写真には、この街のアイコンであるCupolaがありません。登っているからです(笑)。
鐘楼に登れば、Cupola入りの写真を撮ることができます。お好みで(笑)。

長い階段を下りていきます。
街を作るメディチの豊かさ、守る意志をもつ人達、人間の業と哀しさと祈り……そんな様々を考えながら、下りていきます。



大聖堂の主祭壇の横手に、下りてきました。
天蓋の内陣回廊を歩く人が、小さく見えました。あそこに居たのです。



外に出て、改めて見上げるクーポラ。
この美しい祈りの場所にも、人の儚さを伝えたいと願った人がいたことを、覚えておこうと、思います。
■サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂


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ドゥオモに登る2:Cupolaの内陣に驚く

2018-08-30 06:04:00 | 旅日記


Cupola に登るとは、地上から、写真の茶色の天蓋のトップまで、自力で階段を上り下りすることです(笑)。

塔部分の螺旋階段は、幅ひろく取られていて、ゆっくりペースで登っていくことができます。



塔部分から、天蓋部分に変わる前の広い部分には、大聖堂の外壁にたつ聖人方の修復像が実サイズで展示されていました。
この大きさ、精緻さをみると、建設時のこの街の豊かさが、伝わってきます。



さらに登ると、クーポラの内陣に導かれます。天蓋の頂点部分から、光が差し込むなかで、フレスコ画を見上げます。



聖書、福音書の場面を描いた作品が、最初に響いてきます。

しかし、そればかりでは無いことに、気づいてもきます…。



これは、神の右座に至れなかった人の姿か?



痛め付けられた人、咬み割かれて血を流すような人の姿にもみえます。
クーポラを降りる時に、一段、高さの違う場所から見えた内陣に、それは明らかになりました。



角のあるものに追われて、業火のなかに。



苦痛に歪む顔が、痛々しい…。

何のために?
ここはCupola。あの時代には、絵描きと、限られた教会者しか、この絵をみることはなかったはず。
大聖堂に詣る者は、祈りを聞いて欲しいと見上げる天井に、苦悶に歪む者がいると、知るはずもないのです。

メディチの街であっても、誰もが逃れることのできない業火があるのだと、伝えられるべき人は、誰だったのでしょうか……。



天蓋内陣のフレスコ画を見上げて、あれこれ考えられたのは、下りの過程でです。
写真の中央、内回廊に人が見えています。下の段を登るおりに使い、下る回廊が、よりフレスコ画に近いのです。


さて、話をCupolaを登る体験に戻します(微笑)。

天蓋の内陣のフレスコ画を眺めながら、回廊を 3/4周すると、再び、半球を頂点に向かって登ります。
なかの通路は一気に細くなります。梁のような太い木組みに添って、石を積み、壁の漆喰を重ねて言ったのが、想像されました。



天蓋の頂点に上りきる部分は、様相を変えました。垂直な崖を登り越すような気持ちになります。



青い空、光に目が眩むような、新鮮な大気が迎えてくれました。
(続きます…)



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ドゥオモに登る1 :事前予約はマスト

2018-08-30 05:29:00 | 旅日記


フィレンツェの象徴であり、ユネスコ世界遺産に数えられる ドゥオモ Duomo (イタリア語で大聖堂を意味する)、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(=花の聖母の大聖堂) 。
フィレンツェの茶色の風景の一翼でありながらも、際立つクーポラ Cupola 。白に黒緑のレリーフが美しいファサードに、息をのみます。





クーポラとほぼ同じ高さからの展望が可能な、鐘楼 Campanile も美しい建物です。
地上からは一枚の写真に、全容を捉えるのは、困難です。

ミサに参加するのでなければ、大聖堂に入るのも、鐘楼に登るのも、常に長蛇の列がありました。
そんな事情のなかで、クーポラに登るのは、時間指定の事前予約チケットを購入することが可能です。予定する日の3週間前に、webから指定が可能です。(勿論、クレジットカードによる支払いも(笑))

※ ただし、ミラノのDuomoと違い、Cupola から降りたあとに、大聖堂内部を拝観することはできません。




指定の日時の10分前には、gateに集合し、セキュリティー・チェックをうけるようにと、チケットには指示がありました。
念のため、30分前に出向きました(笑)。30分前のスタートの方のラストを見送る、列がもう出来ていました(笑)。

セキュリティーチェックを二点、通過し、注意点をきいてから、ひたすらに階段を登っていくのです。(微笑)
■Duomo、地上からの概観


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