局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

湯けむり熟年夫婦旅

2023-11-26 00:40:18 | 
さて
熟年夫婦のお疲れ様温泉旅
熱海の商店街(すごい人だった熱海人気の復活を感じました)を抜けて登っていくと


泊まるのはこんな感じの古い宿

〇〇荘は日露戦争で乃木将軍の参謀として努めた伊地知男爵の別荘として建てられたのが起源です。
後に隣地にあったホテルニューオータニの初代経営者、
大谷米大郎氏の別荘の一部を譲り受け、増改築を重ねて今に至ります。
大谷別荘から引き継いだ古い石垣や、客室「葵」は伊地知別荘の当時の面影を残しています。
また、館内待合室等に飾られた洋画が、和風旅館でありながら一種独特な和洋折衷を醸し出しています。

サイトより 
なるほど由緒ありそうな宿



エントランス

こちらで荷物を預けてさらに山を登って このあたりを守る神社に向かった。





更にトンネルを抜けると

縁起は



乃木大将の忠魂碑
私たちの宿はこの方の参謀の方の別荘だった所
かつてその周りも由緒ある別荘地だったらしいが郵便局になったりしている。それはまだいいがイ〇ンも目の前にそびえたっている。
どうもあの建物は田畑を潰して作られた太陽光発電施設同様、嫌いなんですよね~ 地元の方は便利なんでしょうが・・・
どおりでこの神社への坂を上って来た時に商売をやめてシャッターをおろした感じの建物が何軒かあったものね~(と余計なことを書いた)





この神社の御神木の大楠は樹齢2100年弱 周囲23.9m 高さ26m 本州1の巨樹だそうだ。










この神社では縁結びのご利益をうたっている。
巫女さんが落ち葉をはいて集めてハートが作ってあった。
若い女子が多かったのはそういうことか・・・ いいご縁があるといいね♡



第二の大楠は落雷を受けて木の中身はほとんど空洞なのに葉を茂らせ現在も成長しているという根性のある木だそうです。
大きなダメージがあっても生き物は強い(一面もある)












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昭和感満載だ



掘りごたつがある部屋
温泉に入ってここに籠ってビールを飲める幸せ
「いや~ こたつって人を堕落させるな~」
「確かに 家には絶対置かないよ」 と 夫婦の会話




お庭も広い



温泉はほぼ貸切
oliveさんが指摘されたようにタオルも自由に使える 一度にバスタオルとフェイスタオルを1枚ずつしか使わないようにはしているが、これってありがたいのよね~ 大浴場に来て(あっタオル忘れた)などってことありませんか?
ここのタオルはそんなに厚みはないものの柔らかくて使い心地がよくてすごく良かったな・・・



柔らかいお湯



夕飯も部屋食
超ベテランそうなしゃがれ声の仲居さんがサーブしてくれた(親切でしたよ)



11月献立



菊花レモン釜 この先附で(ここは美味しい!)と確信した
酢の物は 蟹とキノコ類



ビールのあとは春鹿の超辛口の冷酒に変えて
オットもここ半年 仕事に加えて義母のこともあって大変だったからね~ 寛げて良かった。



お椀はエビと松茸など



お造り
さすが熱海の魚類



焼き物は 鰆の西京焼きと 鴨の桑焼き
こちらのコース 肉類はこの小さな鴨だけ
品数は多かったが肉が少ない 揚げ物がないおかげで全部食べられた 熟年向きってことか



茶碗蒸し 中に入った粟麩が美味しかったな



鮃の素揚げに野菜あんかけ



茄子と穴子の炊き合わせ

これも美味しかったが前の鮃と食感と味が似通ってて少々飽きが来たのだけがコースの組み立てとしてはちょっと残念
と言ったらオットに「はいはい、評論家」と言われる。うるせー女ですみませんな。



ご飯と赤だし



フルーツ

器も素敵だったので仲居さんに言ったら「ずうっと昔からのを使ってますのよ~」とのこと。





部屋や通路のちょっとしたところに飾られた絵画もいい雰囲気
ただエレベーターはないから足の不自由になったお年寄り連れて来るのは不向き
夜になってからお風呂に行く通路は出そうで怖かった(今回は会わなかった)

一夜明けて・・・



朝食も部屋食



the日本旅館の朝ごはんですね。
これが美味しくってね。鯵の開きも小ぶりながらちょうど良い塩気 出汁たっぷりの卵焼きもいいお味 
何年ぶりかにご飯を二杯食べた。

と スタッフさんたちも感じが良かったし熟年夫婦が泊まるには良い宿でした。

この後



こちらの施設と もう一つ新しい美術館に・・・・

これらも良かったので 続きます。




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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
懐かしいです... (Passy)
2023-11-26 09:39:07
tsuboneさん、おはようございます♪

心身ともに、お疲れがたまっていたことでしょう。
新しい年がやって来る前に「癒やしのふたり旅」大正解ですね。
実は...このお宿、父の定宿でした...
元気で現役だった頃には、毎年仕事始めが一段落すると
来宮神社への初詣に必ず出かけていました。
懐かしさで、嬉しく読ませていただきましたよ。
お二人での癒やし旅...次回も愉しみにしていますね。
返信する
Unknown (キキ)
2023-11-27 23:06:09
いやあサイコーですね。
魚は断然美味しいのは分かります。 やはり局さんは料亭の娘さんだけあって口が肥えてらっしゃるので食べていなくても想像できます。

お互い四十九日まで多忙ですね。
頑張りましょう!
返信する
Unknown (olivekitchen172)
2023-11-28 11:43:37
イイなぁ〜〜
お疲れ休みの夫婦温泉旅行♨️ステキです💓

それにしてもーーーしゃがれ声のベテラン中居さんのくだりは何度読んでも笑ってしまう〜そして、何となく映像が浮かぶ〜〜
描写が最高です!笑

美味しいお料理と温泉、散策、まったりとしたイイ時間ですね〜

こたつって家には無くなりましたね〜〜
返信する
Unknown (keba)
2023-11-28 20:10:20
いいな
同じ湯煙の街でも仕事で行ったら悲惨だ〜
早く東京に帰りたぁ〜い
返信する
Passyさん (toki-tsubone)
2023-11-29 13:20:49
こんにちは
そうだったんですか! お父様のお好きだった宿とはびっくり!
なんだか宿や来宮神社の思い出が底上げされた感がありますw
こちら、オットが旅行予約サイトで探して来た伊東の宿と1週間前くらいに「空いたから」って差し替えしたんですよ。ワタシは前日まで伊東に行くものと思っていました(なんと他力本願な・・・)

義母を送ったあとの色んな手続きやら返礼やら
喪中はがき作りやら その中を縫ってゴルフ行ったり 早めの忘年会に出たりしてて なかなかブログ書く間がとれません。
お返事遅くて 続き書くのも遅くて申し訳ありませんでした。
続きもご覧くださいね♡
返信する
kikiさん (toki-tsubone)
2023-11-29 13:25:09
太平洋近海の魚も美味しいですが 広島の瀬戸内の魚もいいですよね。
kikiさんの記事を見て 久々に宮島に穴子を食べに行きたくなりました。

あれ? ワタシは料亭じゃなくて絹屋のムスメです。
父は三代目の糸繭商 母も絹織物などをやってた家の出でした。
まあ食べ物にうるさいのでそう思われたのもやむなし ですかね?ww

四十九日のご準備はいかがですか?
お互い無理せずがんばりましょう
返信する
olivekitchenさん (tsubone)
2023-11-29 13:28:47
はい~ そうなんです。
のんびり温泉とその後の散策 カロリー摂ってその後歩きで消費して (にしても摂取オーバーだな)
良い旅でした。
オット 俄然「どこかに行く気」満々で、切れてたパスポートを申請しました。
次はどこに行く気なんだろうか?

仲居さんのしゃがれ声ww 記事にはしませんでしたが「酒焼け」って感じでした。
ワタシも気をつけよっと・・・
返信する
kebaさん (toki-tsubone)
2023-11-29 13:31:44
ん?ん??
何故に別府まで行かれて温泉楽しめないの?
と思って記事を見たらなんとなく納得。
九州は東アジア方面の観光客のみなさま多いですね~
コロナ禍前ですが沖縄のホテルの朝食ビュッフェで私達夫婦以外全部C国らしき方々に囲まれ ものすごいアウェイ感で早々に退出したのを思い出しました。
早く東京に戻れるといいですね~
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