局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

また実家に

2013-12-18 00:14:19 | 日々の生活

定点写真です 母手作り干し柿 だいぶ食べごろになってきた。


10日前のもの

今日は母とクリニックへ行く用事があったのと 父の介護度認定の面接があったのでまた昨夜遅く実家へドライブ。

前回は工事が多くて都内を抜けるので時間がかかったが、今回はすいすい、高速も空いていたのでナビをみると予定より10分早く高速から降りるようになっているので途中のPAで10分時間をつぶす。夜10時過ぎると半額になるからである。オットと弟にそれを言ったら「お前1000円以下だとケチだなあ」「姉ちゃんしっかりしてるなあ」と呆れられた。
千円以下だと妙にこだわってしまうのは主婦根性であろうか? でも10分で600円違うとなると悔しいではないか。

試しで一泊家に戻ってきた父はまだ痛いといって病院に戻った。家に居るとつい動いてしまうらしい。母も弟もやめとけって言うのに動くんだから~ ホントに年取るとガンコになるんだから~とブツブツ言っている。
やっぱり家はバリアフリーじゃないし、犬が気になって色々動いてしまい あげくに痛みがぶりかえしたみたい。
あげくに古くて無駄に広い日本家屋の寒いこと。この病気って寒さは大敵らしいし、帰ってくるなら帰ってくるなりにもうちょっと準備が必要だと思った。



今回の母の手すさびは柚子茶。病院往復も疲れるわよ 忙しい・・・ と言いながら相変わらずマメに動いている。
ここ数年は母の肝臓がんの治療で私も心配しながら実家往復したが、今度は父である。
まったく親が年取るといや~ね~ と言いながらもこの年まで両親がそろってくれてるのはありがたいことだと思うべきかもしれない。

今日は夕飯を過ごして7時半に実家を出たら、思いのほか空いていて9時ちょうどに家についた。

一人で夜の高速って運転する前は相当うんざりしながら臨むのだけど、いざ高速に乗ると結構運転に乗っている自分に気付く。
ちゃんと整備された割にパワフルな車に乗ると 生身だと非力な自分がトラックや大きなワゴンと対等に戦えるような幻想にかられるからだと思う。
そして夜の高速で道の両側にライトが連なり、その中を飛ばしていると夜空に吸い込まれるような気持になる一瞬も好き。

考えてみるとこの高速はワタシの大学生の頃は父の運転で、免許を取って就職してからは自分の車で 何度往復したことだろうか?
この道を最初に運転したのは会社の先輩の自動車部でラリーが得意な人が助手席でナビってくれた時。それから色んな友達や 付き合っていた時代から結婚してからのオットや赤ちゃんだった子供たちや犬たちともこの道を通った。今では子供たちの運転をまかせられるようになっている。
これからも自分自身では安全に運転できる能力がある限り、この道の往復は続くんだろうけど。

実家で過ごした年月より東京で過ごした年月がとうに超えているのに、いまだに実家に向かう道の途中で北の空に慣れ親しんだ山が見えると「帰ってきたな~」と思い、東京に戻る道の途中で息子の中高の学校の前を通ると「ああ もうすぐウチだ」とも思う。

故郷は増殖して 二つになっている。
コメント (6)
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