tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

全国一斉「納税ゼネスト」は如何?

2024年02月28日 15時03分27秒 | 政治

政倫審は明日岸田総理が出席し、明日、明後日の2日間の開催が決まったとのことです。

政倫審と略してしまいまいましたが。正式には「政治倫理審査会」だそうで、ここに出席する人は、「政治家として倫理的に問題があるかどうか審査してもらう」という事でから、頭から倫理的に問題などないと国民が信頼する政治家は出席する必要がないところでしょう。

今回の問題点は、政治資金の集め方、その使い方が、国民の目から見て、余りにいい加減で国民が腹を立てているからという事なのでしょう。

自民党は、英語では Liberal Democratic Party ですというと「名前がもともと『パーティー』なんですか」などという笑い話もあって、そんなカネの集め方はやめるべきだ、嘗てはやめたこともあったでしょう、などと言われる集金方法も問題ですし、そうした安易な集め方をしたカネは使い方も安易になる可能性が大きいということのようです。

ただ「政倫審」は名前の如く「倫理」が基準ですから、安倍元総理のように「法に触れるようなことはいておりません」では済まないですよ、倫理はもっと厳しいかもしれませんよという事でしょうか。

一番の問題は、「政治家」というのは日本国民の代表で、しかも、国民の払う「税金」で生きているのですから、収入の際も、支出の際も、一般国民と同じ厳格さで、収入も支出も律するのが当然でしょうという国民の意識です。

ところが、政治家になると、我々はルールを作る側で、国民はルールを守る側である、という特権階級意識が芽生えるようで、その特権を生かして、特権に対応する特別のルールを作っても、許されて然るべきだというどこかのプーチンに似た妄想に陥るようです。

こういうのを、俗に「権力は腐敗する」というようです。「そうか、腐敗するから『法』でなく『倫理』なのかと納得していいのかどうか解りませんが、源泉徴収で天引き納税の多くのサラリーマン、確定申告やインボイスで税の厳しさと手数に難渋する民間企業者にしてみれば、まさに腹に据えかねるという所でしょう。

「政倫審』がどこまで国民の納得を得られるか2日たってみないと解りませんが、納得できなかったからと言って、国民には直接の手段はありません。

「無い」といってしまったのでは、それで終わりです。何か無いかと考えれば、実力行使で「国民がみんなで納税ストライキ」いうのはどうでしょうか。無理でしょう。「ならば国民が納得するまで税金供託」それも無理でしょう。何せ国民を組織できるのは政府だけですから。

やっぱり駄目だめですか。それなら今度の総選挙まで待ちましょう、という事でしょうか。


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