tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

シジュウカラと巣箱、その後

2012年11月10日 10時09分53秒 | 環境


シジュウカラと巣箱、その後
 今年の4月の19日「この巣の主は?」というタイトルのブログを書かせて頂きました。その際、庭にかけた巣箱にシジュウカラが巣を作りかけた、ということの報告をし、その結果は後程ご報告をしますと書きました。

先日、ひょんなことからその結末が解ったので、ご報告したいと思います。

 巣箱を架けた豊後梅はことしも徒長枝が伸びて、いつか切らなければと思っていましたが、先々週の暖かい日、思い立って、徒長枝を全部切りました。その際巣箱を架けた紐を過って切ってしまい、新しい紐を通して架けなおすことなりました。

 そこで、巣箱を下に下ろして、ついでに屋根の板を片方外し、中を見てみることにしました。片方の屋根板は、もともと螺子釘で止めてあり、簡単に外して巣箱の掃除が出来るようになっています。

 空けてみるとビックリでした。中は、シジュウカラが地面から集めた苔で立派な巣が出来ており、そのうえ、巣のくぼみには、小さな卵の殻が1つ、先端に穴が開いて残っていました。

 多分ここから一羽の雛がいつの間にか巣立って行ったのでしょう。なるべく見ていたつもりですが、全く気付かず、巣作りを途中でやめてしまったとばかり思っていたのですが、案に相違して、シジュウカラは雛1羽ですがきちんと子育てをしていたのでした。

 早速、鳥の巣の作り方を教えてくれた専門家に報告しましたら、
「多分、途中でやめてしまったと思った時は“抱卵”の時期だったのでしょう。雛が孵って餌をやるときは、とても素早く出入りするので、雛が1羽ぐらいだと、なかなか気が付きません。それにしても、雛が孵っておめでとうございます。私も嬉しいです。」と書いてくれました。

 巣箱は掃除して、同じところに架け直しました。来年も期待したいと思います。卵は、そっと抓んでみたのですが、残念ながら潰れてしまい、写真が取れませんでしたので、巣箱の写真を載せました。

ところで「この巣の主は?」の方の主はメジロだそうでした。そういえば、この2~3日、山茶花の花が咲き始め、その花粉をつつきにメジロが来ています。


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