経済成長を取り戻す方法 その10 活性化への正攻法
これまでの日本経済の分析から考えていけば、今の日本経済が元気を取り戻すのは、経済学の教科書が教えるような金融政策と財政政策でないことは明らかでしょう。従来の経済学は、現状が証明しているように、ほとんど無力です。
ということですから、ここでは新しい社会経済学 による経済活性化の方法論を考えて見たいと思います。
先ず簡単に「あらすじ」だけを整理して見ましょう。方法論の検討は後からです。
出発点は現状の日本経済です。
① GDPの使い残しをなくす。これは言い換えれば、経常黒字を出さないようにすることです。
② それを先ず消費拡大中心に行う。消費が先行しないと成功は不可能です。
③ 消費拡大は賃金水準上昇ではなく、消費性向の上昇で賄う。貯蓄ゼロを目指すわけです。
それが出来れば、効果として
④ 貯蓄分(GDPの2~4% )だけ「消費拡大」つまり、経済成長率押し上げの効果があります。
⑤ 経常黒字がなくなるので円安効果が現れ、そして多分金利上昇効果も出ます。
そこで何が起こるでしょうか。
⑥ 円安効果でデフレがなくなるでしょう。
⑦ ゼロ金利状態からの脱出が可能になるでしょう。(金融政策復活の可能性も)
そしてその結果、
⑧ 消費拡大と円安で企業活動は活発化することになります。
⑨ 売り上げ増大、付加価値増大は経済成長(まず消費拡大分の2~3%)を意味します。
⑩ 経済成長が始まれば、日本経済は正常な回転を始めるでしょう。
あとは、収益増加、賃金上昇、消費と投資のバランスをとって成長路線を目指せる正常な経済活動の継続になっていくでしょう。 ただし、万年経常黒字には要注意です。(また円高で苦労する可能性があります)
すべては過度の円高 で、デフレに起因する縮小均衡経済に入ってしまったことが発端です。円高がなくなり、デフレがなくなれば、問題のほとんどは自然に氷解することになるでしょう。
さて、何から手をつけ、どう始めればいいのでしょうか。
(この推論の過程で、「ここがおかしい」と思われる所がありましたら、コメント欄でご意見など頂ければ幸甚です。)
これまでの日本経済の分析から考えていけば、今の日本経済が元気を取り戻すのは、経済学の教科書が教えるような金融政策と財政政策でないことは明らかでしょう。従来の経済学は、現状が証明しているように、ほとんど無力です。
ということですから、ここでは新しい社会経済学 による経済活性化の方法論を考えて見たいと思います。
先ず簡単に「あらすじ」だけを整理して見ましょう。方法論の検討は後からです。
出発点は現状の日本経済です。
① GDPの使い残しをなくす。これは言い換えれば、経常黒字を出さないようにすることです。
② それを先ず消費拡大中心に行う。消費が先行しないと成功は不可能です。
③ 消費拡大は賃金水準上昇ではなく、消費性向の上昇で賄う。貯蓄ゼロを目指すわけです。
それが出来れば、効果として
④ 貯蓄分(GDPの2~4% )だけ「消費拡大」つまり、経済成長率押し上げの効果があります。
⑤ 経常黒字がなくなるので円安効果が現れ、そして多分金利上昇効果も出ます。
そこで何が起こるでしょうか。
⑥ 円安効果でデフレがなくなるでしょう。
⑦ ゼロ金利状態からの脱出が可能になるでしょう。(金融政策復活の可能性も)
そしてその結果、
⑧ 消費拡大と円安で企業活動は活発化することになります。
⑨ 売り上げ増大、付加価値増大は経済成長(まず消費拡大分の2~3%)を意味します。
⑩ 経済成長が始まれば、日本経済は正常な回転を始めるでしょう。
あとは、収益増加、賃金上昇、消費と投資のバランスをとって成長路線を目指せる正常な経済活動の継続になっていくでしょう。 ただし、万年経常黒字には要注意です。(また円高で苦労する可能性があります)
すべては過度の円高 で、デフレに起因する縮小均衡経済に入ってしまったことが発端です。円高がなくなり、デフレがなくなれば、問題のほとんどは自然に氷解することになるでしょう。
さて、何から手をつけ、どう始めればいいのでしょうか。
(この推論の過程で、「ここがおかしい」と思われる所がありましたら、コメント欄でご意見など頂ければ幸甚です。)