大分前に「民主主義のトリセツ」という事でまとめの様な事をしてみたことがあります。
民主主義と言えば、関わる問題は広範囲なので、あれは民主主義の基本である「選挙」の「トリセツ」だったかなと考えています。
もう少し言いますと、「独裁者になる可能性のある人を選ばないための選挙のトリセツ」といった方が正確かと思います。
何故そんな事を書いたのと言いますと、このブログではいつも指摘していますように、歴史上で、戦争をする人を見ていきますと独裁者が圧倒的という気がするからです。ですから、
・戦争を無くするのには、独裁者が居なくなるようにすることが必要。
・独裁者と言っても、最初は選挙で選ばれた場合が多く、リーダーをしているうちにだんだん独裁者になることが多い。
・そうであれば、選挙の時に、独裁者になる可能性のある人を選ばないようにしなければならない。
では、独裁者になりそうな人を選ばないための具体的な方法をいろいろと考えて、そのためのヒントの一覧表を作り、立候補者をその一覧表に当て嵌めてみて、当て嵌る項目の多い人には投票しないようにする。
という事になるわけです。
そこで、大分前に検討してみた結果が、下に列挙した項目です。
勿論試作品ですから、今後さらに検討して、確りした、納得性のあるものにしていく途上のものです。
1、 過去の経験から、リーダーの最長任期を決めたら、それを伸ばそうとする人をリーダーに選んではいけない。
2、 自分も嘘(Fake)言いながら、他人の言う事を嘘(Fake)だと言う人をリーダーに選んではいけない。
3、 情報を操作している人、あるいは、操作しようとしている人をリーダーに選んではいけない。
4、感情の起伏が激しく、舞い上がったり激怒したりする人をリーダーに選んではいけない。
5、強い被害者意識を持っていて、それへの共感を求める人をリーダーに選んではいけない。
6、選挙権を持つ人は、候補者の「信者」にならないように気を付けなければいけない。
7、外交に比重を置きすぎる人には要注意
8、次々と新しいテーマを掲げる人は要注意。
この他に、「自画自賛を積極的にするような人には気を付けた方がいい」などというのも付け加えたい気もしますが、プーチンさん、習近平さん、トランプさん、ネタニヤフさんなどを念頭に、試して見て頂くと、色々なことが見えてくるような気がします。