tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

桜咲く

2009年04月12日 11時17分42秒 | 環境
桜咲く
 何年か前に、庭の隅に桜の木らしき芽が出ているのを発見しました。
 我が家の狭い庭にも、年々いろいろな芽が出てきます。多分鳥が運んできてくれるのでしょう。最も多いのは「まんりょう」で、これは庭のあちこちに生えています。大きいのはもう、何年も前から秋に赤い実をつけるのもあります。

 けやきの木も生えてきました。これは大きめの鉢に移して、自己流に格好良く育てて、高さ約50センチ。今丁度、目を洗うような新緑の葉が、直径1ミリもない細い枝にも美しく開いて自然の営みの素晴らしさを感じさせてくれています。

 ところで冒頭の桜の芽ですが、鉢に移して育ててみました。幹の太さが1センチぐらいになると、桜特有の木肌になって、春には赤い葉、次第にそれが緑になって、秋にはそれなりに紅葉して散っていくという桜の木に成長し、もう2メートル近くまで伸びました。

 ベランダに置いたままで、この冬は寒く、乾燥したので、中々葉が出ず、先の方は枯れてしまったのかななどと思っていましたが、赤い葉が出はじめ安心したところでした。
そんな数日前、朝から天気が良いのでベランダに出てみると、左右に延びた細い枝の先端に、紛れもない桜の花が、3輪、4輪、まさにちらほらと咲いていました。

 突然の驚きと、それが嬉しさのような楽しさのような気持ちに変わって、なんとも気持ちの良い朝になりました。
 鉢植えのベランダの桜に花が咲くとは思いませんでしたが、矢張り自然は正直なものなのでしょうか。早速ベランダに上がってきた妻は 「山桜だったのね、きれいね」 といっていました。
下はその写真です。