Altered Notes

Something New.

未だに「少子化」の真実を知らない日本人

2024-05-18 21:12:00 | 社会・政治
中味が空っぽで、ただ「総理大臣」という役職にしがみつきたいだけの岸田総理が出した「異次元の少子化対策」は、そもそも少子化対策になっていない上に「子育て支援」でしかない。「新しく子供を生んでもらう為の政策」ではなく、既に生まれた子供を育てるサポートでしかないからだ。求められているのは「これから子供を生んで頂く為の政策」であり、それはつまり「生んで頂くお母さん」を増やすことであり、従って「若い男女が結婚しやすくする為の政策」という事になるのだが、これがあのボンクラ総理にはいつまでたっても理解できないようだ。もっとも、岸田氏自身、自分が「異次元の少子化対策」と言った事すら忘れているのかもしれない。(蔑笑)いくら「子育て支援」をしたところで「出生数の増加」にはならない。当然だ。そんなこと誰でも判る。それが判っていながら政策を変えようともしない。

実は日本の少子化は、1990年代に「第3次ベビーブーム」が来なかった時点で既に決着(決定)した話なのである。子供を生むには母親が必要である。その母親が致命的に減少している。「少母化」である。その始まりが1990年代であり、この「少母化」が現在の「少子化」の直接の原因だ。なぜ「少母化」になっているのか?と言えば、この時代から現代まで若者の給料が上がっていない事で結婚に踏み出せない若者が多いからである。子供を作る以前に「結婚して所帯を持とう」という気にもなれないのである。こんな体たらくを見せている先進国は日本だけだ。その戦犯は主に財務省である。

少子化の本当の原因と対策法については博報堂出身の独身研究家である荒川和久氏の数多の記事に詳しい。ぜひお読み頂きたい。

だが、日本政府は荒川氏がいくら意味のある提言をしても無視である。その一方で少子化対策について何の役にも立たなかった上に「婚活」で世間に混乱をもたらした山田昌弘教授(*1)などを政府の少子化対策審議会に加えて無意味な議論をしている。…と言うより、「議論をしている」のではなく、「議論している振りをしているだけ」である。最近は自民党の「移民推進派」の動きを見る限り、日本政府は故意に少子化を推し進めているとしか思えない有り様を呈している。左派系の連中はなにも立憲民主党・日本共産党だけではない。自民党の中の多数派が親中で移民推進派である。そんな連中の望む日本の土壌は「少子化状態」であること、なのだ。少子化で人が足りない…だから移民を入れて「安くこき使いたい」これが政府・財界の薄っぺらい目論見なのである。だからこその「少子化推進」なのだ。欧州で移民を多数入れて大混乱が起きて、移民政策が全て失敗に終わっている惨状があるのにも関わらず、今から「移民を大挙入れよう」としているのが自民党である。移民を入れやすくすることで岸田総理の弟のビジネスの利益になることもジャーナリストの門田隆将氏によって明らかにされている。政治屋というのは全て利権でしか動かない腐った連中だ。

日本のマスコミも同様である。少子化について何一つ知らず無知であるが故に政府の発表を大本営発表よろしく報じておく一方で、「若者の◯◯離れ」というフレーズを流用して「若者の結婚離れ」なる、およそ真実とかけ離れた報道をして政府の「移民推進派」の後押しをしているのである。


下記の記事を参照されたい。

『「若者が結婚離れしているのではない」そもそも結婚に前向きな若者は昔も今も5割程度』

『離婚再婚を繰り返す「時間差一夫多妻男」のカゲで生涯未婚の男たちが増えていく』


上で「少母化」と書いた。それは婚姻数の減少と比例している。それが少子化の直接の原因だが、現代では、婚姻にたどり着ける男性は「金持ち」で「イケメン」でなければならない。これを兼ね備えた男性たちは都心の中でも港区・中央区・千代田区といった都心部のタワマンなどに住む富裕層である。今や富裕層でなければ子育てなど不可能なほど若者は給料を増税や大きな社会負担で搾り取られているのが実態だ。実際に前述の各区では出生数が増加している一方で、他の区では減少している。こうした事実から、「不本意ながら未婚」を選択せざるを得ない若者が増えているのである。荒川氏は「構造的に今の状態がもたらされている」と書いているが、とにかくそういうことである。

こうして若者から「結婚」を取り上げる一方で「人が足りない」と喚く政府・財界。そこで「移民」というわけだ。これで岸田総理の弟の会社も潤う。アメリカやヨーロッパが移民政策で大失敗をやらかした結果を知りながら、一周遅れで同じ道を爆進しようとする日本。「馬鹿に付ける薬はない」・・・つくづくそう思う今日このごろである。



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(*1)
山田教授は「婚活」で社会を混乱に陥れただけでなく、「パラサイトシングル」という「ヘイト」に該当する言葉を普及させて、世間に対して独身者への「差別感情」を植えつけただけでなく、「子供部屋おじさん」という、これも根拠の無い差別用語を生み出す土壌を作ったのである。






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「結婚しような」は瀬戸内地域の俗語・流行語か?

2024-05-18 19:15:00 | 社会・政治
以前、SHOWROOMでSTU48・瀧野由美子さんの番組におひさま(日向坂46ファン)が大量に流れ着いた時(*1)に、瀧野さんがおひさまに対して何かのお礼を伝える場面で

「絶対結婚しようなー」

…と、まるでそう言うのがあたり前のように発言した。どうやら、瀬戸内地方では相手にお礼を伝えたい気持ちである時や親しみの気持ちを伝える場合に「結婚しよう」といったニュアンスの言葉をかけることがあるようだ。だから瀧野由美子さんもほぼ無意識にそう言ったのだろう。だが、そうした瀬戸内流儀に慣れていない大半のおひさま達はその言葉に喫驚し動揺した。それで瀧野さん自身も、どうやらその表現が全国的なものではなくSTU48界隈か瀬戸内地方というドメスティックな範囲でだけ有効なフレーズであることに気がついたようだ。

実例はそれだけではなかった。つい最近も番組「日向坂で会いましょう」(TX系)の中で兵庫県出身の日向坂46・4期生の正源司陽子さんが同期のメンバー格好良い姿を見せてくれた時や、「お礼の気持を伝える」ようなシーンで

「結婚してくれ」
とか
「結婚する?」


と言っていたのである。しかもこれは頻繁にあるケースだそうだ。スタジオではそのフレーズに驚くメンバーやMCに対して正源司さんは普通に

「使いませんか?日常用語で」

と言った。どうやら「日常的なやりとりの一つ」という認識があるようだ。前述のように正源司陽子さんは兵庫県出身で、瀧野さんと同じく瀬戸内界隈で育っている。

もっとも、これは本気の求婚ではなく、そう言う事で相手を困らせたり、相手から断られるところまでがワンセットになったユーモア、またはネタの一つであるようだ。

なぜか知らないが、瀬戸内界隈の人は他人にお礼を伝えたい時にこんな言い方をするのだろうか?と思ってもう少し調べてみると、「絶対結婚しような」というフレーズの原点はアイドル界隈で広く使われる言葉であるらしい。ある人の記事によればフレーズは虹のコンキスタドール(虹コン)が発祥源であるようだ。この虹コンのある曲のラスト付近で「絶対結婚しような!」と叫ぶ事が慣習化されたのだそうで、それは2015年3月頃とのこと。しかも最初はメンバーではなく、虹コンファン(オタク)から始まっているそうだ。

そこからアイドル世界に広がりを見せていったようだが、瀬戸内界隈での流行との関係は不明である。




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(*1)
SHOWROOMの仕様で、前の番組が終了すると視聴者を自動的に他の番組に移動させる仕組みがある。この時も 日向坂46・上村ひなのさん の番組が終了後に視聴者(おひさま)が大量に瀧野由美子さんの番組に流れ着いた。







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