Altered Notes

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あいちトリエンナーレ2019 表現の不自由展 問題の核心

2019-09-22 14:25:00 | 社会・政治
「あいちトリエンナーレ2019の表現の不自由・その後」展が問題になった。

表現の不自由展に於いて問題となった3つの作品
「平和の少女像と称する慰安婦像」
「昭和天皇の御真影を焼いて灰を踏み潰す映像」
「大東亜戦争兵士を馬鹿にするオブジェ」
芸術監督の津田大介氏はこれらを芸術として展示した。

世間では各方面から様々な評論・評価がなされているが、最大の問題にして核心部分を簡潔に記しておく。

表現の不自由展がなぜ駄目だと評価されるのか。それは下記の2点の理由に依る。

1.上記3作品が「芸術」ではなく「特定政治勢力のプロパガンダ」だから。
2.そのイベントを公費を使って公的な場所で開催したから。


・・・である。

上記1.を裏付けるのが表現の不自由展実行委員会のメンバーである。

アライ=ヒロユキ氏:週刊金曜日などに寄稿する左派言論人である。
岩崎貞明氏:元テレビ朝日・報道局社会部で記者やディレクターを担当した。
岡本有佳氏:慰安婦グッズを販売するWEBサイトの理事であり、週刊金曜日の編集者である。
小倉利丸氏:反天連(反天皇制運動連絡会メンバー)であり、日の丸・君が代に反対の立場をとる。
永田浩三氏:元NHKプロデューサー・ディレクター。自身の制作番組で「昭和天皇を裁判にかけ婦女暴行の罪で有罪にする」という内容のドキュメンタリーを制作。

全員がバリバリの左派思想の持ち主であり反日的活動に日夜邁進する人々である。

また、津田大介氏自身、「平和の少女像」は「慰安婦像」であることを自身のTwitterで認めているし、昭和天皇の写真を燃やす映像は最初から問題になるであろうことをアドバイザーの東浩紀氏との対談で半笑いで語っているのだ。

津田大介氏と実行委員会は公費を受け取りながら反日的な左派プロパガンダを実施した。はじめから「芸術」を展示する意図などかけらもなかったのだ。そもそも津田大介氏に「芸術」のセンスがあるなどと誰が認めるだろうか?・・・強烈な違和感しかない。・・・そういうことなのである。

繰り返すが、展示物は「芸術」ではなく「左派思想のプロパガンダ」であること、それを公費を使い公的な場所で開催したところが問題なのである。

津田大介氏と実行委員会の凶悪な意志が感じられる。


さらに、これらが「芸術」ではなく「左派の政治プロパガンダ」であることを裏付ける傍証としてマスコミの報道姿勢が挙げられる。
ただでさえ反日的姿勢を持つマスコミはこの表現の不自由展について意図的に「慰安婦像」だけを取り上げて、「昭和天皇の写真を焼く映像」「日本軍兵士を馬鹿にするオブジェ」については全く紹介しなかったのである。これは不自然な扱いであって明らかに報道に左派政治勢力のバイアスがかかっている事を示すものとして受け取れるのは間違いないところだ。やましいから後者2つは紹介しなかった…いや、できなかったのだ。やましくなければ(本当に「芸術」だと考えているなら)普通に紹介できていた筈である。(*1) マスコミ自身が津田大介氏と同じでこの表現の不自由展が政治的プロパガンダの場である事をよく判っていたことを雄弁に示す証拠と言えよう。


トリエンナーレの最高責任者である大村愛知県知事やアドバイザーを務めた東浩紀氏たちにも記しておきたいことはあるが、この問題が表面化した後の彼らの対応は「責任のなすりつけ合い」と問題からの逃避ばかりに終始しており、人として低次元で醜悪そのものであることから「この程度の人々」という評価を記す程度に(今は)しておきたい。




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(*1)
”昭和天皇の写真(御真影)を焼いて足で踏みつける”という行為は深層心理学的に言えば「殺人」を象徴する行為であって、それは作者や展示を主催する人々の「真意」がそこに潜んでいる、ということだ。津田大介氏や実行委員会の面々・大村知事たちは象徴的な殺人という形で遇したのである。



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<2019/9/28:追記>
文化庁が当該イベントに対する公的補助金を交付しない決定をしたことに対してイベントの当事者及び左派界隈の人々から激しい抗議の声が上がっている。その趣旨は「表現の自由に対する弾圧だ」「これでは表現の不自由な国だ」といった趣旨のようだが、これは全く的はずれな主張である。

そもそも表現の自由を誰も弾圧などしていない。主催者が私費を投じて自分達で確保したスペースで開催するなら全く自由である。

問題は主催者と左派の思惑通りに補助金にありつけなかった、というそれだけのことであり、それを「表現の不自由に」すり替えるのは滅茶苦茶な屁理屈である。

中国や韓国・北朝鮮で「国家元首の顔写真を燃やして灰を踏みつける」事をやったら間違いなく殺されてしまうだろう。顔写真を燃やす事自体が”象徴的な殺人”というモチーフに他ならないからである。殺されず罰せられることもない日本は明らかに表現に自由な国であると言える。抗議をしている人々はそういった前提とも言える基本認識すらなってないのが実情なのだ。



<2022/7/23:追記>

『署名運動を妨害か 愛知県知事リコール署名運動めぐりジャーナリスト津田大介氏香山リカ氏ら4人書類送検 愛知

愛知県知事のリコールを求めた署名運動をめぐって、虚偽の情報をツイッターに載せて運動を妨害したとして、ジャーナリストの津田大介氏や精神科医の香山リカ氏ら4人が書類送検されていたことが判明した。マスメディアはこうした左翼の活動家の犯罪は一切報道しない。マスメディアは報道機関ではなく左翼の情報工作機関だからである。


<2023年6月16日:追記>
「月曜日のたわわ」というイラスト・アニメが「性的云々」という的はずれな批判を受けたことがあったが、津田大介氏は「不快に感じる人が居るなら配慮するべき」と発言している。これは彼自身の「不快に感じる表現こそ守るのが表現の自由を守ること」という原則から相当外れている。矛盾しているとも言えよう。ここから類推出来ることは、津田大介氏は「表現の自由」を守るつもりは全然無いのであろう、ということだ。