恋愛や婚活に於いては、女性にはそもそも「但しイケメンに限る」という言わずもがなの大前提があるので、選ばれない理由として「外見が芳しくない」から、というケースは少なくない。また、はじめから経済的な余裕を求めている女性の場合は「経済力の脆弱性」が理由で男性を選考外に置くケースも多い。
しかし、女性が男性を選ばない理由として最大級のものは
「男としての色気の有無」
ではないだろうか。男女ともに言えることだが、お互いに異性としての相手の中に「色気/エロス」を感じなければ、そもそも異性として惹かれないであろうと考えられる。「男として」というより「(動物の)オスとしての色気」と言ったほうがより実態に近いかもしれない。人間の理屈レベルではなく、野生動物のメスがオスを選び受け入れる時の感覚に近いかもしれない。本能的なものであり動物的な感覚とも言える。そうしたレベルで男性に魅力を感じなければ女性は男性には見向きもしないのだ。(*1)
これはユングの深層心理学で言うところのアニムス(女性にとっての究極理想としての男性像)という元型が賦活されて相手の男性に投影された状態とも言える。
もちろん色気抜きでも人として魅力を感じる場合もある。それは「いい人」である場合だ。ただし「いい人」は単に良い人に過ぎないのであって、いくら”いい人”として評価されても、それは異性として付き合いたいという気持ちとは根本的に異なるのだ。
女性が惹かれるイケメン男性の中でも特に野性味に溢れるような人物はとりわけ女性からの引き合いが強いが、それは前述の理由に依るものなのである。
野生動物のメスが強く逞しいオスを選ぶ事と完全に等価関係にある、と考えると人間もまた動物の一種であることを改めて意識するところである。
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(*1)
モテる男性について「ただしイケメンに限る」と言うと、「いや、ブサメンだがモテる男は居る」と反論する人が居るが、彼らが指しているのは、正にここで提示した「オスの色気」を持つ男性のことである。
しかし、女性が男性を選ばない理由として最大級のものは
「男としての色気の有無」
ではないだろうか。男女ともに言えることだが、お互いに異性としての相手の中に「色気/エロス」を感じなければ、そもそも異性として惹かれないであろうと考えられる。「男として」というより「(動物の)オスとしての色気」と言ったほうがより実態に近いかもしれない。人間の理屈レベルではなく、野生動物のメスがオスを選び受け入れる時の感覚に近いかもしれない。本能的なものであり動物的な感覚とも言える。そうしたレベルで男性に魅力を感じなければ女性は男性には見向きもしないのだ。(*1)
これはユングの深層心理学で言うところのアニムス(女性にとっての究極理想としての男性像)という元型が賦活されて相手の男性に投影された状態とも言える。
もちろん色気抜きでも人として魅力を感じる場合もある。それは「いい人」である場合だ。ただし「いい人」は単に良い人に過ぎないのであって、いくら”いい人”として評価されても、それは異性として付き合いたいという気持ちとは根本的に異なるのだ。
女性が惹かれるイケメン男性の中でも特に野性味に溢れるような人物はとりわけ女性からの引き合いが強いが、それは前述の理由に依るものなのである。
野生動物のメスが強く逞しいオスを選ぶ事と完全に等価関係にある、と考えると人間もまた動物の一種であることを改めて意識するところである。
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(*1)
モテる男性について「ただしイケメンに限る」と言うと、「いや、ブサメンだがモテる男は居る」と反論する人が居るが、彼らが指しているのは、正にここで提示した「オスの色気」を持つ男性のことである。