週刊浅草「江戸っ子瓦版」 -のんびりHiGH句な日々-

文学と食とRUNの日々を、PHOTO5・7・5で綴るエッセイ♪

梅山と蕎麦湯と写俳の午後

2011年02月26日 | ★全国蕎麦屋飲み好き連★

      枝垂れ梅
      三叉の花

2月26日(土)。
ぽっかぽかの私鉄沿線にある里山の休日。
すっかり恒例となった、東急東横線沿いの「大倉山」へ梅見吟行に出向く

   

その後、商店街にある新幹線の高架下に佇む、蕎麦屋とみ田さんに今年もお邪魔した

全そ連句会ですっかり定着、人気となった「Photo575」。
ライブ感が欲しいという会長の意見を取り入れ、何か方法はないかとひとしきり思案。
筆者がひらめいちゃいました
いまやほとんどの方が持っているケータイ写メ。
コンビニで、赤外線通信で送ると簡単にプリントアウトできるんだ。
スゴイ時代だ
普段は機械化についていけない性質なんだけど、こういうものは頭をひねると便利に使いこなせるものんだな。
皆さん、撮影に、セレクトに、結構、はしゃいでました~

ということで、吟行風景と、俳句と写メの組み合わせ、お楽しみを・・・

         天賞

      「梅くぐる 園の陽射しや春近し」 酔徹

             地賞

       「梅舞台 主役になれる華一輪」 浜女

       人賞

       「酒翁 たたずみ見入る梅烏」 鶴輪

                 Photo賞

      「少女にも いずれ巡るか春の愛」 草露

                 勢いがある写真ですな    

      「午後の日に 木洩れ日照らす梅の花」 恋狼

                 大きな口から牙がおそう

      「旨そうだ ワシにも寄こせ梅見酒」 海光

                 梅の老木の憂鬱    

       「うるさいぞ ウトウトしてた梅の山」 海光

「写俳」。
酔徹大兄から「Photo575」の新しい命名の提案があった。
一同、思わず頷いて、特許申請だ、なんて盛り上がる。

 
    

鴨ロース煮。噛むたびに、冬の鴨がもつ上品な脂の滋味が広がる贅沢で豊かな食感。
海老しんじょは外はパリッと、中はジューシーなエキスに海の香りを楽しめた。
大振りのゴボウの天ぷらは重厚感あり、繊維の一筋一筋から里山を丸ごと食べるよう。

「〆張鶴」のぬる燗酒でそれら蕎麦屋嗜好のつまみを流し込む
陶器入りの蕎麦焼酎「仁右衛門」の蕎麦湯割りは、ダブル蕎麦の効果で、そば殻の香りも芳醇、舌に滑らかな優しい午後を演出してくれた

お蕎麦も、黒いそば殻が残りながら、二八のようなつるっとした喉ごしでいくらでも啜れそう。
やや甘めの汁だが、しつこい甘さでなく、ダシとかえし、醤油がほどよいバランスで蕎麦に合ってる。

大倉山のとみ田さん。
3時~19時まで長時間、そっと飲ませてくれて、素敵な心意気です。
ありがとう。ご馳走さまでした。

話しは尽きず、二次会へ・・

さて、次の全そ連は、4月2日(土)の隅田川水上バス~公園、もつ焼きのコース。
3月中には、待望のスカイツリーも完成の予定とのこと。

皆さん、お楽しみに  

2011年2月26日現在 299,2km走破  



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