京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

台風12号 嵐電で仁和寺散策 吉田兼好ゆかりの長泉寺

2018-07-28 06:59:48 | 京都めぐり


台風12号は今日の夕方以降、東海地方に上陸し、近畿、中国地方を横断して九州に向かっています。
かなり強い勢力になりそうで各地でも被害が心配されます。
特に大阪北部地震、先日の豪雨被害地では被害が拡大しないことを祈りたいです。
今夜は雨戸を全て閉めて備えるつもりです。
進路にあたる皆様もどうぞ御注意くださいますように。


久しぶりに嵐電に乗り御室駅で下車します。

嵐電御室駅





嵐電





御室駅の目の前が仁和寺です。





二王門










中門










中門を上がって撮影





金堂前参道





五重塔





金堂





修理が終わった金堂蔀戸部分





鐘楼





大黒堂





御影堂










観音堂は今年12月まで工事中です。
開始から5年、長い時間がかかります。










カリン





経蔵





五重塔











勅使門





御殿入口
先日の大阪北部を震源とする地震で御殿も被害がでました。
拝観はパスします。










双ヶ丘





徒然草の吉田兼好の晩年は双ヶ丘の麓で隠棲したと伝えられています。
双ヶ丘の近くに仁和寺があります。
徒然草でよく仁和寺の法師が登場しますが、吉田兼好と仁和寺との間には何らかの関係があったようです。
仁和寺の南、双ヶ丘の東麓に長泉寺という寺があります。
ここは吉田兼好ゆかりの地として知られ、門の前には「兼好法師舊跡」と刻まれた石碑が置かれています。
寺内には吉田兼好の墓と歌碑があります。(非公開です)
「契りおく花とならびの岡の上に 哀れ幾世の春をす ぐさむ」
墓は当初は双ヶ丘二ノ丘西麓辺りあったようですが、江戸時代にこの地に移されたと伝えられているそうです。