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京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

植物園の彼岸花

2020-09-29 20:10:24 | 2020 花



 京都府立植物園内でも、彼岸花が特に多く見られるのは賀茂川門近くの水車小屋前です。
水車のある小川沿いには貴船菊・秋明菊咲いています。

























白花彼岸花














 彼岸花(曼珠沙華)は私が好きな花の一つです。
大切な稲をモグラから守る花ですが、日本の各地方のみの別名は数百から1000種以上あるそうです。
「死人花」、「幽霊花」、「地獄花」、「葬式花」、「墓花」、「火事花、「蛇花、「剃刀花」、「捨て子花」など不吉な名前が多いです。
 仏教の経典では「天上の花」として曼珠沙華とも呼ばれます。








木屋町通り高瀬川沿いの彼岸花

2020-09-29 06:20:09 | 京都めぐり


 京都を代表する歓楽街、木屋町通りの彼岸花です。
鴨川の東側の祇園は大人の夜の街ですが、木屋町通りは若者が多い夜の街です。
その高瀬川沿いの木屋町通に点々と彼岸花が咲きます。

 高瀬川は角倉了以(すみのくらりょうい)によって1614年に開削された運河です。
大阪から伏見港で小型の高瀬舟へと積み替えられた物資が、京都市内に大量に運搬されるようになりました。
大正9年(1920年)までの約300年間、京都から伏見を結ぶ水運の物流に大きな役割を担ってきました。
高瀬川という名称は水運に用いる「高瀬舟」にちなんだものです。

 森鴎外の小説「高瀬舟」の舞台としても知られます。
流罪となって京都から高瀬舟で運ばれる男と護送役との物語です。
安楽死をテーマとした小説として、今も高く評価されています。


現在の二条通り付近の高瀬川「一之舩入」





京都市の説明板





木屋町四条通りから五条通りまで彼岸花が咲いています。
この区間の高瀬川は船廻し場としての役割があり、農村部からの農村物の揚げ場にもなっていました。



































































芙蓉





百日紅





五条大橋






鴨川