京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

椿寺・地蔵院の五色八重散椿

2020-03-12 18:47:34 | 2020 花


椿寺・地蔵院の遅咲き五色八重散椿が咲きはじめました。
ここにはかつて書院の前庭に有名な「散り椿」があり、これが椿寺という異名の由来になっています。
文禄の役(1592)の際に加藤清正が朝鮮から持ち帰り、さらに北野大茶湯のときに豊臣秀吉から寺に献木されたものです。
初代は枯死し、現在は樹齢約120年の2世椿で、京都市の天然記念物に指定されています。
五色八重散椿は、1本の木に濃淡様々な色合いの花が見られ、散り際も花びらが1枚ずつ散り美しいと、秀吉も愛したという名木です。





紅、ピンク、白、ピンクに紅や白の絞り、白に紅絞りの花になります。






































別の椿











境内にある八重紅枝垂桜と同時に見頃を迎えるため、4月には椿と桜の美しい共演が見られます。












早咲き桜つぎつぎ見頃開始 十六日桜、啓翁桜、東海桜、細井桜、唐実桜、大寒桜

2020-03-12 06:41:34 | 2020 桜


春の代名詞とも言うべき桜は、10種の野生種と数百に及ぶ栽培品種があります。
京都の植物園には約200種、500本という多くの桜が植栽されています。
京都御苑や平野神社の枝垂れ桜が開花しましたが、植物園の早咲き桜は今つぎつぎ見頃を迎えています。

ジュウロクニチザクラ(十六日桜)
愛媛県松山市の指定天然記念物になっている桜です。
旧正月の16日頃に開花することから名づけられました。













ケイオウザクラ(啓翁桜)
シナミナミザクラと寒緋桜の雑種と推定されています。
作出者の名をとり啓太郎桜(ケイタロウザクラ)と命名されています。









トウカイザクラ(東海桜)
カラミザクラの栽培品種です。薄ピンク色のかわいい花です。













カラミザクラ(唐実桜)












カラミザクラ ピンク








オカメザクラ





オオカンザクラ(大寒桜)













ホソイザクラ(細井桜)












シュゼンジカンザクラ(修善寺寒桜)

















シナオウトウxソメイヨシノ