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京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

高桐院

2016-09-30 16:56:40 | 寺院・庭園

いつもは観光客がいない拝観前に訪れる大徳寺高桐院ですが、昨日は昼前になりました。
久しぶりに拝観しようと思ったのですが、 高桐院に着くと観光客だらけです。
拝観を終えて出てきた観光客の「良かったけど、人が多すぎて落ち着かなかった」の会話が聞こえて来ました。
山門前も参道も観光客が行き交い、撮影はしばし休止です。
観光客が視界から消えた瞬間にシャッターをきります。
すると後ろから観光バスの団体が40、50人がガイドに案内され入ってきました。
これではゆっくりと拝観どころではありません。
結局拝観はあきらめました。



青苔が枯れたところが出始めています。







上を見上げると少しずつ色づいています。



竹林







築地塀の屋根瓦




ほとんど青紅葉ですが、気の早いモミジは色づいています。




















今度は本格的に紅葉がはじまる時期の早朝に訪れましょう。








黄花ホトトギス、秋の和花

2016-09-30 05:35:25 | 花めぐり2016

梅小路公園朱雀の庭で開催されている「藤袴と秋の和花」の続きです。

まずはホトトギス
ホトトギスは日本の特産種で主に太平洋側に自生する多年草です。
日陰のやや湿った斜面や崖、岩場に見られ、葉のわきに、直径2~3cmで紫色の斑点のある花を1~3輪上向きに咲かせます。
茎はふつう枝分かれせず、まっすぐか斜めに伸び、場所や地域によっては弓なりに垂れることもあります。

黄花ホトトギス
小型で明るい黄色の花を咲かせます。
ホトトギスより水はけのよいところを好み、ほかの植物との競争に弱いため、鉢植えに向いています。










セトウチホトトギス





ヤマジノホトトギス






シオン










風鈴ガマズミ





紅真弓





品種不明





有馬 馬のスズ草





姫サルスベリ





日高ミセバヤ





山コウバシ 初雪カズラ





キンロバイ





ムラサキシキブ





四季咲きコマ草





アシタカジャ香草




白花イワシャジン





マツムラソウ





ふ入りヤブラン





スズカケツリバナ





ガマ





ヒガンバナ





白ヒガンバナ





シュウカイドウ










キノクニスズカケ
川近くの林中に生える多年草





タコノアシ





オギノツメ
田んぼの畔や湿地に生えています。





オオヒナノウスツボ
山地の日当たりの良い草原や林のふちなどに生えています。





タヌキマメ
朝に行ったためまだ開花していません。





タチカモメズル





アゼオトギリ





リンドウ、まだ開花前です。





秋の花、オミナエシとオトコエシに蝶々も撮影できました。










秋の和花いかがでしたでしょうか。
地味で小さな花が多いですが、よく見るとかわいいです。
ですが、近年の環境変化で自生場所がなくなり、絶滅危惧種や準絶滅危惧種に指定されている品種も多いのが現実です。
そこでフジバカマのように原種を増やすとりくみが市民レベルで行われたりしています。