京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

夕暮れの精霊迎え 妙心寺

2015-08-11 05:14:26 | 京都めぐり


私は不信心者ですがこの何年間か、東山の六道珍皇寺と右京区の妙心寺でお精霊迎えをさせてもらっています。
妙心寺は臨済宗妙心寺派の総本山で、毎年8月9日10日に精霊迎えがあります。
私は例年、朝早く行っていたのですが、今年は夕涼みも兼ねて夕暮れに行きました。

南門には精霊迎えの提灯看板がとりつけられています。





参道の両側には露店がでていて、縁日のようです。





法堂前に行くと、テントが張られています。
ミストが出ているのですが、水滴が大きく濡れてしまいそうです。
ここで、お坊様に先祖の戒名を水塔婆に書いていただきます。
料金は300円です。
私も、今は亡き父母を想い、書いてもらいました。










書いていただいだ水塔婆は、法堂の和尚さんに渡し、読み上げて供養していただきます。
私は、生きている間に、十分な親孝行ができなかったことをいつも詫びます。





次は献灯と迎え鐘を撞きます。





大勢の方が列を作っていますが、六道さんほどではありません。





少し明るいときに撮影した鐘つき





仏塔や法堂は、信者さんの手作り提灯が飾られています。
そして境内中におかれたスピーカーから、法堂で読み上げられた水塔婆、御詠歌、ときどき読経が流れ、とてもにぎやかです。


























皆さん仏堂にもお参りです。私も手を合わせきました。









山門がライトアップされてとてもきれいです。
正面より撮影





側面





山門反対側





時間が経つほど参道は混んできます。





入ってきた南門から帰ります。





今年もなんとか、お精霊迎えをすることができました。
後は16日、大文字の送り火で、先祖の霊を送り返します。