連日の嵯峨野散策となりました。
大覚寺広沢池のハスは六月末に一度訪れました。
ハスの花はまだ早く、ポツポツしか咲いていませんでした。
七月中にはもう一度と思っていましたが、祇園祭に集中し、やっと昨日行ってきました。
大沢池は平安京初期の嵯峨天皇が造営した離宮の一部です。
池に舟を浮かべ、月見を楽しんだと言われ、今でも月見の名所として知られています。
また春は桜の名所としても有名です。
大覚寺入口
大覚寺には入らず隣接する広沢池に入ります。
観月台、秋の十五夜に船を浮かべて月を愛でるのです。
大沢池は一周できますので、ハスを撮影しながら歩きます。
ピーク過ぎの感じです。
祇園祭に熱中している間にベストの時期を逃したようです。
大沢池には平安時代の遺跡が残っています。
緑の草原のようでもありますが、かつては天皇の別荘跡もあったのでしょうか。
名古曽の滝から水を引いた鑓水跡もあります。
滝跡
見づらい思いますが、現地にある説明書です。
多宝塔です。
石仏もあります。
大沢池には鯉もたくさんいます。
大沢池から北嵯峨野に足を運びます。
長閑な田園風景、いつ来ても癒されます。
稲が順調に生育しているようです。
青空に野の花がきれいでした。
いつもの広沢池です。
散策中、野の花を見つけると非常に嬉しくなります。
在職中は目もくれなかったことに、心をうきうきさせている昨今です。