強い台風11号が四国に上陸し、兵庫県を北上中、京都もずいぶん雨が降りました。
私は、家にこもり、居間から風雨に揺れるハナミズキを眺めたり、 和室に行っては、障子を開け、たわわに実ったハナモモの木を見て、倒れはしないかと心配していました。
ブログにも書きましたが、台風が来なければ、3人の子供たち夫婦と孫が集まることになっていました。
それが、飛行機が飛ばず、京都に帰ってこれないと二男から前日夜にメールが入り、台風で天候も悪いので、集まりは中止にしました。
寂しい一日を覚悟したのですが、夕方長男夫婦と孫3人が急遽来てくれ、賑やかなひとときをプレゼントしてもらいました。
長男から、右京区で避難勧告が出ていると教えられ、調べてみると、確かに桂川流域中心に避難勧告が出されていました。
桂川流域と言いますと、勿論、昨年大きな被害を出した嵐山周辺も入ります。
台風当日の嵐山(テレビ画像)
道路に川の水が溢れています。


私の大好きな、嵐山渡月橋はどうなったのか気になり、翌朝行ってきました。
昨年大きな被害のあったホテル前には土嚢が積まれています。

大堰川は泥色で水量も多いです。

河川敷も水がつかっています。
流れ着いた木々やゴミが散乱しています。


橋桁飾りの色が変わっているのが、昨年の大水害の修復跡です。


嵐山公園は行政の清掃車が来て、河川敷に流れ着いたゴミ集めをしています。

対岸のお店や料理店の方が道路の泥かきをしています。
冒頭の道路に溢れたテレビ映像の翌朝です。
昨年はもっとひどくて、お店が開けられない状況でした。

テレビ局の撮影も来ています。

だいぶ水かさが引きましたが、まだ泥色の川と渡月橋です。


船は被害を避け、宝厳院前に移動しています。

天龍寺の放生池に寄ってきました。
何事もなかったかのように咲いています。
もうそろそろ、蓮も終盤です。





昨年のような大きな被害でなく、一安心です。
でも、当日はホテルや土産店舗、料理屋さんはハラハラだったと思います。
それにしても、2年連続とは、今まで聞いたことがありません。
やはり、最近毎年言われますが、異常気象でしょうか。
どうも、異常気象が頻繁に起きると怖いですね。