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京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

芝川照吉コレクション展

2013-05-21 16:50:35 | 美術・博物館
今日も午前中は、主夫業見習い者として、妻が仕事に出かけたあと、
掃除機をかけ、庭の水まきをし、晩御飯の献立を考え、買い物に行きました。
昼から、いつものように出かけました。
芝川照吉展を見る前に、京都会館に立ち寄りました。現在建て替え工事が行われています。
建て替えには賛否両論ありました。反対理由は、景観保存と有名な建築家の建設したもので、保存すべしというものだったと思います。
京都会館は1970年代以降、私もコンサートや会議室利用など、
幾度も利用した懐かしの建物です。愛着もあり、建て替えには淋しい気持ちもありますが、新しい建物に生まれ変わるのを期待しています。
会館前に看板が立っていて、この地は、平安時代に六勝寺という大伽藍があった場所であることを教えています。





京都市美術館別館はそのままでした。ちょうど、展示会が行われていたので、
中に入りました。





美術館別館をでて、今日の目的である京都近代美術館に足を進めます。
青木繁や岸田劉生らを支えた、芝川照吉(1871~1923)のコレクションが展示されています。
芝川照吉は主に明治末年から大正期の洋画家や工芸作家の作品を多数収集しました。
石井柏亭、坂本繁二郎、木村荘八、岸田劉生、工芸家の藤井達吉、富本憲吉、
バーナードリーチらに経済的に援助し、大いに慕われた人です。

四階では京都国立近代美術館所蔵の近代の美術.工芸.写真が展示されています。
かなり見ごたえのある企画展です。
この展示会は、6月30日まで開催されています。
岸田劉生の有名な麗子像の展示は、6月11日からだそうです。





美術館四階からの景色で、私は気に入っています。



雇用延長したA氏のこと

2013-05-21 10:44:10 | 定年後生活
A氏も昨年60歳になりましたが、雇用延長が認められて引き続き働くことになりました。
60歳から支給される厚生年金と給与で生活プランを描いていたようですが、
年金支払い通知書が来て、大幅に年金が減額されるのを知り、愕然としていました。
60歳から64歳までは 年金と雇用の調整が行われ、
合計が28万円を越えると年金が減額されるのを知らなかったようです。
私が知っている範囲で説明し、一応納得しましたが、
なかなか怒りがおさまりません。
さらにその矛先は、会社に向けられ、
60歳以降もそれまでと全く同じ仕事をしているのに、
給与だけは下げられ、加えて年金も減額されでは、
ポテンシャルがあがらないと嘆いていました。
A氏は子供がまだ大学生なので、元気な間は働き続けると言っていましたが、
最近はめっきり意欲が落ちてきているようです。
そしてどうせ年金が減額されるのなら、神経のはりつめる営業ではなく、
単純業務についたほうが良かったと言います。
単純業務は営業に比べ給与体系が安いそうですが、年金調整すれば、
ほとんど変わらないそうです。

在職中の誕生月にあなたの支給額はいくらですよと、年金便が来ます。
○○円もらえるんだなと頭に刷り込まれています。
それが、定年後働き続けたとたん、減額しますよ、
では確かに誰でもテンンションが下がりますね。



今日の庭の花