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京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

ナメクジの季節

2013-05-20 20:59:58 | 定年後生活
またこれに悩まされる日々がやってきました。
そうです。その名前はナメクジです。
我が家を建てるとき、南側の小庭に芝生を植えたいと思い、土を敷いて、芝を張りました。
その南側の庭には、もみじ、花桃、木蓮を植え、モッコウバラも這わせています。
花は地植えもありますが、大方は鉢物にしています。
毎年この時期あたりから、夜な夜な出没し、花たちを食べあさります。
夜、芝生の上を移動するナメクジは、見ていて気持ちのよいものではありません。
なんともみじの木にも登っていきます。
いつだったか、プランタンで家庭菜園しようと、野菜の苗を植えたのですが、数日後にはすっかりナメクジの餌になって、丸裸でした。
それ以降、にっくきナメクジを退治しようと、さまざまな薬剤をためしてみました。
ビールがいいとアドバイスする方もいて、ためしてみました。確かによくとれますが、
翌朝ビールのなかに浮いているナメクジは、かなりグロテスクです。
夏場は特に、夜活発になるので、蚊にさされるのを覚悟で、ナメクジ退治もしました。
それでもいなくなりません。
我が家のナメクジは、食べる花でも好みがあるように思えてなりません。
最近は諦めぎみです。
今は、ナメクジ誘引殺虫剤を皿に置いています。
今年に入って、数日前初めて、殺虫剤いりの皿をおきました。翌朝見てみると、10匹くらいの干からびたナメクジがありました。よく効いているようです。
これからも、ナメクジとのたたかいは続きそうです。



今使用中の殺虫剤です。



もうすぐ開花しそうなジャンボアマリリスです。







永観堂と南禅寺

2013-05-20 16:39:52 | 寺院・庭園
昨日一日降った雨は、今日は朝からあがり、暑さにも戻ってきました。
午前中、いろいろな用事をこなし、昼からまた散歩がてらでかけました。
京都国立近代美術館の企画展を見に行ったのですが、着いた途端定休日の貼り紙が目につきました。向かいの京都市美術館も休館です。
ところで京都市美術館のゴッホ展とリヒテンシュタイン展は見ました。ゴッホ展はすごい人気で、入場者も多かったですが、小品が多く、少々期待はずれでした。
リヒテンシュタイン展はすばらしい作品に魅了されました。
美術館が休みだったにで、永観堂から南禅寺、そして無鄰庵を回ってきました。
紅葉で有名な永観堂ですが、5月新緑の時期もいいですよ。
南禅寺境内は好きな空間なので季節ごとによく来ます。
何度目かの方丈に入りました。ここはやはり庭園が見所です。
方丈庭園(名勝指定庭園)は、禅式枯山水で、小堀遠州の作庭といわれているそうです。
廊下を渡ると、如心庭、蓬莱神仙庭、六道庭、還源庭などの名前もついた庭があります。
どの庭もよく手入れされています。
5月は観光シーズンということもあり、どこの観光地も観光客が多いです。
外国人の方も、修学旅行生も多いです。市バスのなかで修学旅行生のグループをよくみかけます。
最後に向かったのは無鄰庵です。ここは明治の元老山県有朋の別邸で、七代目小川治兵衛の作庭です。
この庭は京都市に寄贈され、庭園は明治の名園として、国の「名勝」の指定を受けているそうです。
ただ残念なのは、庭の清掃が行き届いていないことです。京都の有料拝観寺院にしてはすこし、お粗末な気がします。
今日撮影してきた写真をアップしておきます。












以上が永観堂です。
























以上が南禅寺庭園です。座禅会の案内も掲示しています。






二枚が無鄰庵です。