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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3951回】 立地も商圏エリアも、全く関係ない繁盛店

2021年10月24日 | 住宅コンサルタントとして

とあるエリアに調査に来ております。

 

住宅の調査では無く、

小売ビジネスの調査です。

 

たまたまインスタで発見した、

その地にはあり得ない、

洗練されたカフェ&アパレルのお店。

 

複数の目的の中の1店に

昨日、お伺いしておりました。

 

そのお店は、人口も少ないエリアのカフェなのに、

会員制なのです。

 

隣接してアパレル店もあります。

 

カフェは基本、会員制ですが、

テイクアウトであれば、非会員でも

購入は可能です。

 

カフェにお伺いして、

美味しそうなお菓子を数点、

テイクアウトで購入させていただきました。

 

ただそのカフェ、

過疎エリアにありながら、

次から次に会員のお客様が来店されていました。

 

こだわりの素材を使用したメニューなので、

当然ながら、単価も高いにもかかわらず、です。

 

更にどの隣のアパレルのお店ですが、

その世界観がヤバすぎました。

 

そしてたまたまですが、

オーナーもお店におられたのです。

 

中々、ビビッとくる靴は無いのですが、

お店に置いてあるブーツを履かせていただいて、

もう迷わす、購入させていただきました。

 

買い物の途中、オーナーとお話させていただきましたが、

県外からのお客様が大半で、

都内から芸能人も買い物に来られるとのこと。

 

立地はかなり悪く、過疎が進むエリアで、

圧倒的な世界観のお店を作られ、

見事に商売として成立されていました。

 

自店が繁盛しないことを

エリアのせいにしたり、

人口減のせいにしたり、

立地のせいにしている小売店の経営者がいたら、

このお店を視察されることをおススメします。

 

というか、このお店の視察を

クライアント様や仲良しの方対象に

2022年に企画したいと思います。

 

年間に何十店も視察をしている私たちが

衝撃を受けた小売店です。

 

そこから商いの本質を学ばせていただきたいと思っています。


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