建築に関わる仕事をさせていただいておりますので、
定期的に素敵な建物をチェックすることを継続しています。
昨日、見てきたのは、オンワード樫山が代官山にオープンした、
KASHIYAMA DAIKANYAMAという建物。
nendoの佐藤オオキさんが手がけた、ということで、
ワクワクしながら現地へ。
まあ、10代~20代の女性が殺到しておりまして、
いろんなところで女性が写真を撮りまくっておりました。
このKASHIYAMA DAIKANYAMAのコンセプトは、
NendoさんのHPに書かれてあります。
以下、nendoさんのHPより。
「建築デザインは、できるだけ代官山の街並みに馴染むように、
ひとつの大きなハコとしてではなく、
複数の小さなハコを重ね合わせながら集合させた、
まるで「小さな丘」のような建物に。
これにより、ハコとハコの隙間から不意に自然光が入ってきたり、
視線が抜けて広がりを感じさせるなど、変化に富んだ内部空間が生まれた。
また、エントランスとカフェスペースを半地下に配置することで、
通りに立つと、上から俯瞰するように内部の様子や気配を感じることができる。
それぞれのハコの屋上は見晴らしの良いデッキテラスになっており、
それぞれが階段でつながっているため、
自由に建物の外を歩きながら自然と上階に昇っていくことができる。
このようにして、できるだけ建築物としての威圧感や、
心理的な入りにくさを軽減することに配慮した設計となった」
以上、引用終わり。
また、このKASHIYAMA DAIKANYAMAの
コンセプトムービーもとても素敵です。
今回、この建物を見て、もしクライアント様が店舗を設計されるのであれば、
是非取り入れて欲しいポイントがありました。
詳しくは、またお伺いした際に・・・。
とにかく、住宅にも取り入れられるポイントが多々ありました。
近々、モデルハウスを建築する予定のある会社は、
是非、見ておかれた方が良いと感じました。