鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3181回】 KASHIYAMA DAIKANYAMA

2019年09月15日 | 住宅コンサルタントとして

建築に関わる仕事をさせていただいておりますので、

定期的に素敵な建物をチェックすることを継続しています。

 

昨日、見てきたのは、オンワード樫山が代官山にオープンした、

KASHIYAMA DAIKANYAMAという建物。

 

nendoの佐藤オオキさんが手がけた、ということで、

ワクワクしながら現地へ。

 

まあ、10代~20代の女性が殺到しておりまして、

いろんなところで女性が写真を撮りまくっておりました。

 

このKASHIYAMA DAIKANYAMAのコンセプトは、

NendoさんのHPに書かれてあります。

 

以下、nendoさんのHPより。

 

「建築デザインは、できるだけ代官山の街並みに馴染むように、

ひとつの大きなハコとしてではなく、

複数の小さなハコを重ね合わせながら集合させた、

まるで「小さな丘」のような建物に。

これにより、ハコとハコの隙間から不意に自然光が入ってきたり、

視線が抜けて広がりを感じさせるなど、変化に富んだ内部空間が生まれた。

また、エントランスとカフェスペースを半地下に配置することで、

通りに立つと、上から俯瞰するように内部の様子や気配を感じることができる。

それぞれのハコの屋上は見晴らしの良いデッキテラスになっており、

それぞれが階段でつながっているため、

自由に建物の外を歩きながら自然と上階に昇っていくことができる。

このようにして、できるだけ建築物としての威圧感や、

心理的な入りにくさを軽減することに配慮した設計となった」

 

以上、引用終わり。

 

また、このKASHIYAMA DAIKANYAMAの

コンセプトムービーもとても素敵です。

 

今回、この建物を見て、もしクライアント様が店舗を設計されるのであれば、

是非取り入れて欲しいポイントがありました。

 

詳しくは、またお伺いした際に・・・。

 

とにかく、住宅にも取り入れられるポイントが多々ありました。

 

近々、モデルハウスを建築する予定のある会社は、

是非、見ておかれた方が良いと感じました。

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【第3180回】 商売の原則

2019年09月14日 | 住宅コンサルタントとして

お付き合いがスタートしたタイミングが、

ほぼゼロベースで新築事業を立ち上げていただく場合、

商売の理想の形をご提案し、実践していただけるよう、

お願いしております。

 

私自身が理想と考えている商売の形は、

商売を続ければ続けるほど、応援して下さるお客様が増えていき、

商売がドンドンやり易くなっていくことです。

 

ですから、OB施主様との関わりに関して、

非常に重要に考えています。

 

地震や台風などの自然災害の後は、

OB様に積極的に情報発信をすべきですし、

お引渡し後も定期的な関わりを持つべきだと考えています。

 

実際、こうした活動を継続できていて、

かつ基本的な人間性に品がある会社は、

商売を継続していく中でドンドンやり易い環境を

つくることができています。

 

この時、問題となるのは、基本的な人間性で、

いかにやるべきことをやっていても、人間性が低い、

例えば、お客様のことを「客」と呼び捨てにしたり、

社内で社長や社員さんの悪口を言いまくることが当たり前だったり、

基本的な所作が全くできていない会社は、

OB様にいくらお尽くししても、

フォローの風は吹かなかったりします。

 

それは、身近で仕事をされている協力業者さん、職人さんが、

その会社を応援しないからなのですが・・・。

 

社員さん、協力業者さんなど、身近な方が自社で家を建てたくなったり、

自分の大切な友人を紹介してくれるような住宅会社さんが、

商売の原則を押さえていると言えるでしょう。

 

この原則を押さえ続けている会社は、

紹介が順調に増えていきますし、

かつリフォーム事業がすぐに軌道にのってくるのです。

 

またスタッフさんを募集してもすぐに応募があったり、

OB様や橋梁業者さんが自社で働きたい、と応募してくれたり。

 

周囲の方々を巻き込んで、ドンドン成長していくのです。

 

商売の原則、皆さんの会社は押さえることができていますか?

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【第3179回】 ポジティブの波動が出ている会社・お店

2019年09月13日 | 住宅コンサルタントとして

いつお伺いしても、ポジティブオーラ、良い波動が

出ているお店があります。

 

こういうところにいると、何だか良い運気を浴びた感覚がありますし、

たくさんの元気をもらった感じがします。

 

そしてお店を出た後も、テンションが高い状態が続き、

また訪れたくなる気持ちになるのです。

 

一方、こういう波動が出ていないお店に行くと、

気分がドンドン暗くなってきて、運を吸い取られていると感じてしまいます。

 

運も元気もパワーも吸い取られ、もう二度と訪れたくなくなるのです。

 

こういうお店に共通しているのは、

お店が汚い、敷地内も手入れがされていないので雑草とかがひどい、

スタッフさんの髪型や服装もひどくて煙草くさい、

という感じでしょうか?

 

そしてこれは住宅会社にも当てはまると思います。

 

ポジティブオーラが出ているクライアント様で

お仕事をさせていただいた後は、

移動する新幹線や飛行機の中でも

すぐに仕事に取りかかることが出来、

しかも仕事が移動中もはかどるのです。

 

こういうクライアント様は、やはり業績も良いですし、

何より良いお客様とのご縁が多いような感じがします。

 

こういう会社では、経営者やスタッフさんからも

ポジティブな発言しか出ませんし、

本当に良い空気が社内に流れまくっているのです。

 

そして今の時代、商品力、マーケティング力も重要ですが、

こういう空気をつくっていけるかどうかが、本当に重要なのです。

 

ノウハウや商品力、営業力以外に、

こうした良い空気をつくれているかどうか、

チェックしたいものですね。

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【第3178回】 理想の住宅会社

2019年09月12日 | 住宅コンサルタントとして

2020年より弊社として

クライアント様の代替わりに備え、

本格的に後継者の集いをスタートしたいと考えています。

 

今の弊社のクライアント様の中で、

時代に合った会社をつくられている

クライアント様の社長のお力をお借りして

お客様から見ても、社員さんから見ても良い会社をつくるには、

どんなことをやっていけば良いのか?

 

経営者自身がどのような勉強をして

どんなことに自分の時間を使わなくてはならないのか、など

徹底的に皆で学んでいきたいと思っています。

 

このクライアント様では、

とにかくスタッフさん、特にリーダークラスの愛社精神とモチベーションが高く、

決めたことは継続でき、今ある仕組みを改善し続け、

しかも礼儀作法も非常にレベルが高いのです。

 

OB様がお引渡し後、入社を希望されたり、

スタッフ募集をしてもすぐに応募があったりと、

地域の方々に必要とされ、応援されているのが私にも伝わって参ります。

 

そして我が家の家内は、このクライアント様のイベントに行くのが大好きで、

いろいろやっている教室にも参加したくてしょうがないのです。

(物理的に遠くて行けないのですが・・・)

 

先日も感謝祭をされていましたが、

来場600組超、約2000名の方が来場されるという結果に・・・。

 

もちろん、つくられている家は性能・デザイン共に申し分なしで、

常に進化されています。

 

アフターも万全ですし、リフォームもスタッフさんが充実しています。

 

こんな会社が地元にあったら、本当に幸せ。

こんな会社が地元にあったら、その地域の住宅のレベルが上がります。

こんな会社が地元にあったら、安心して自分の子どもを預けられます。

こんな会社が日本中にできたら、日本の住環境のレベルは上がり、

幸せに暮らせるお客様が増えていくことでしょう。

 

そういう未来をつくっていくために、日々精進します。

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【第3177回】 我が社の強み

2019年09月11日 | 住宅コンサルタントとして

起業して間もなく丸9年。

 

社員は2名(私と家内)ですし、

コンサルティングできるのは私だけですし、

吹けば飛ぶような会社ですが、

圧倒的な強みを有している会社だと思っています。

 

それは、利他の精神にあふれた、

人間力が一流の素晴らしいクライアント様と

多数、ご縁を頂戴しているということ。

 

私一人では解決できないことも、

この30社強のクライアント様の英知を集めれば、

解決できることが多々、あるのです。

 

あるクライアント様が例えば品質管理や利益率悪化で悩んでいる場合、

そのことに関して非常に優秀なクライアント様に

 

「こういうことで悩んでいるクライアント様がおられますが、

ちょっと実務的なことを教えていただけませんか?」

 

とお願いすると、皆さん本当に「これでもか!」というくらい、

親切に教えて下さるのです。

 

自分たちの仕事の日常業務の時間を削って、です。

 

しかもありがたいことに、自分たちの時間を割いて、

親切に教えて下さったクライアント様が、

 

「このような機会を設けていただき、ありがとうございました。

自分たちも勉強になりました」

 

というような、泣けてくるようなお言葉を頂戴したりする訳です。

 

このようなクライアント様に恵まれていることが、

我が社の強みだと心から思っておりますし、

こういうクライアント様のおかげで、

自分自身も仕事に対するモチベーションを維持できていると感じています。

 

50歳手前になっても、未だにお客様に育てていただいています。

 

良いお客様と仕事をさせていただくと、

ビジネスパーソンはモチベーションが上がりますし、

何より育つことができます。

 

良いお客様と出会う環境をつくることが

経営者の仕事である、ともいえる時代です。

 

そのために、やるべきことは多々、あります。

 

こうしたことの実現のためにやりたいことは、動画の強化です。

 

既に完成したものもありますし、

今、撮影が終わり、編集中のものもありますし、

今、企画段階でこれから撮影にはいっていくものもあります。

 

完成次第、クライアント様に見ていただきますので、

各社様、自社の強みや魅力を発信するために、

動画を強化して参りましょう。

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【第3176回】 共に歩んできた同士

2019年09月10日 | 住宅コンサルタントとして

ありがたいことに、10年を超えるお付き合いを

させていただいているクライアント様が結構あって、

いろんな壁にぶつかり、さまざまな課題をクリアして、

10年前から比べるとかなり成長した姿を拝見し、

とても嬉しく思っていたりします。

 

一緒に仕事をさせていただいたクライアント様のスタッフさんは、

もちろん、大切なお客様でもあるのですが、

私からすれば、共に仕事をさせていただいた同士というか、

仲間というか、そんな感覚に近いものがあります。

 

クライアント様のスタッフさんが20代の頃からお付き合いさせていただき、

気がつけば40代半ばに差し掛かって役員になっている方もいれば、

新入社員の頃に研修をさせていただき、

今では10数億の支店の支店長として活躍されている方もおられます。

 

これだけ長いお付き合いですので、信頼関係もバッチリで、

私自身、分からないことがあれば、すぐに相談させていただいたり、

このスタッフさんから依頼されれば、即対応させていただいたり・・・。

 

一緒にお仕事をさせていただいたおかげで、

私自身、たくさん学ばせていただきましたし、

成長させていただくこともできました。

 

ビジネスパーソンは、お客様と仕事によって育つと言われていますが、

そういう意味では私自身、本当に良いクライアント様とのご縁のおかげで

未経験で32歳でこの世界に飛び込んで、今があります。

 

そして結構、思い入れが強いタイプですので、

共に歩んできた方とのお別れは、結構堪えたりします。

 

いつかはお別れがくるもの。

 

今、共に仕事をさせていただいている方とのご縁に感謝し、

日々、出来ることを精いっぱいやっていきたい、と

改めて感じた1日でした。

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【第3175回】 現場に出てこそ、見えてくるものがある

2019年09月09日 | 住宅コンサルタントとして

昨日はクライアント様のモデルハウスに待機して、

実際にスタッフさんと一緒に接客をさせていただいておりました。

 

自分なりに仮説があって、その仮説の検証のためです。

 

総合展示場に待機をしていますと、

いろいろと感じることがございます。

 

イベントをやらない時は、もう閑散としていて、

各社、相当の投資をして人を配置しているにも関わらず、

基本的にはお客様はほとんど歩いておられない。

 

そんな中朝から総合展示場のモデルハウスの中のオフィスに

出勤させていただきましたが、

オフィス内の神棚を見ると、ちょっと気になる点が・・・。

 

すぐに神棚の掃除をさせていただき、

お供えを新しくさせていただきました。

 

すると、とてもお洒落なご夫婦が訪れて下さいました。

 

マイホームを考え出したところで、

まずはいろいろとモデルハウスを見てみよう、ということで、

大手さん1社のモデルハウスを見た後、2棟目のモデルハウス見学、

とのことでした。

 

クライアント様のスタッフさんが最初、対応されていましたが、

途中から一緒に接客をさせていただき、

お客様とのコミュニケーションの取り方、

会社の考え方や価値の伝え方、

お客様の現状をいろいろと聞き出す会話の組み立て方、

更にはモデルハウスの案内を通して自社の強みの伝え方など、

参考になる対応を見ていただけたのではないか、と思います。

 

そして実際にお客様を案内させていただくことで、

モデルハウスの中にどんなツールがあれば良いのか、とか

お客様にどこに座っていただき、どこを見てただきながら、

どういうトークをすれば、お客様はにっこりされるのか、など、

いろんなことが見えてくるのです。

 

午後にも、とても素敵なお客様が来場され、

充実した接客を再びさせていただきました。

 

業績が順調にいかない、

なかなか努力が結果につながらない、など、

経営をしていればそんなことにぶち当たることはしょっちゅうかと思います。

 

そういう時、机上でいろいろと考え、対策を打つだけで

本当に良いのでしょうか?

 

現場に出ることで、いろいろと見えてくることは、やはりあって、

スタッフさんから受ける報告と現実は異なることもあるのです。

 

イマイチの時こそ、トップは現場に出て、

自らの肌で感じ、改善策を考えるべきだと改めて感じました。

 

たまに現場に出て、肌で感じていますか?

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【第3174回】 ツキが上がった理由

2019年09月08日 | 住宅コンサルタントとして

ありがたいことに、私はもともとツキがある人間だと思いますが、

2019年、個人的には本当にツキがMAXな感じです。

 

今年は、仕事もプライベートも本当に充実しておりまして、

こんなにツイていて、ありがたすぎるなぁ、と感じております。

 

その理由は、年々ポジティブ思考が強くなっていたり、

いろんなことへの感謝の気持ちが強くなっていることもあるかもしれませんが、

今年、例年と圧倒的に違うのは、

とにかく神社やお寺に行くことが圧倒的に増えた、ということも

ツキがUPした要因なのではないか、と感じています。

(逆に昨年までは、年始に伏見稲荷と近江神宮にしか行っておりませんでした)

 

更に今年は、鬼山家の本家のお墓詣りにも行きました。

 

神社やお寺など神聖な場所には、

心を浄化してくれるパワーがあるような気がしますし、

何より原点に帰ることが出来るような気がします。

 

いつも手を合わせて感謝の気持ちをお伝えし、

家族の健康とクライアント様の商売繁盛だけをお願いするのですが、

何故か私のツキも劇的に上がっている気がします。

 

昨日は予定していた仕事が急きょ、キャンセルとなり、

実は一日、時間が空きましたので、

日光東照宮に行っておりました。

 

今年も残りわずかですが、

寺社仏閣めぐりを予定に入れたいと思います。

 

皆さんは定期的に神社やお寺に足を運び、

感謝の気持ちをお伝えしていますか?

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【第3173回】 実行プランが無いのに国民投票をしても意味が無い

2019年09月07日 | 住宅コンサルタントとして

元大阪府知事の橋下徹さんの著書、

「実行力」がメチャメチャ面白いです。

 

これは組織を動かしていく経営者や経営幹部、リーダーは

絶対に目を通した方が良いと思います。

 

その中で、イギリスのEU離脱のことに触れておられますが、

なぜイギリスがあんなに混乱しているか、

ということが、この「実行力」を読むと良く理解できます。

 

一般的に経営者は、我が社のあるべきビジョンを明確に示すことが重要、

と言われていますが、どれだけ立派なビジョンがあっても、

それを実行する実行プラン、

更にはそれを実行するチームをつくっておかなくては

ビジョンは絵に描いた餅になってしまう訳です。

 

今、まさにイギリスがそういう状況で

 

「EU離脱」

 

というビジョンを掲げ、

組織を動かす実行プランも無いままに国民投票をしてしまった。

 

結果、今の迷走につながっている訳です。

 

橋下さんが政治家だった頃、

大阪都構想を実現させようと住民投票までいきましたが、

実は詳細な実行プランをつくってから、住民に問いかけていたのです。

 

さすがです!

 

 

私自身、最初に勤めさせていただいた会社で、

やはりこの実行プラン(社内用語ではアクションプラン)が無いまま、

無責任に「○○に取り組みます!」と会議で発言したら、

矢のようなツッコミが上司から入るような会社でした。

 

ですから、方針を変える際には、実際に実行できるレベルで

自分の実行プランを考える癖づけが自然と出来るようになりました。

 

今、日本は憲法改正をどうするか、といった

結構大きなターニングポイントに来ていますが、

実行プランをつくってから国民投票すべきでしょう。

 

そしてこの進め方は、企業の改革も同じと言えるでしょう。

 

立派なビジョンだけでは、組織は変わらないのです。

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【第3172回】 業績が頭打ちすることは、どんな会社にもある

2019年09月06日 | 住宅コンサルタントとして

この仕事を14年させていただいた中で、

いろんな企業を見させてもらってきましたが、

どんな会社でも、ずっと業績が良い訳ではありません。

 

いろんな要素が絡み合い、必ず業績が頭打ちになったり、

業績が下がったりすることはあるのです。

 

業績が下がった時は、どんなことに取り組めば良いのか?

 

まず業績が下がった要因は必ずありますから、

そこに対し、徹底的に対策を打つことでしょう。

 

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」ですので、

業績が下がった要因は必ずあります。

 

ただ、企業の業績が下がった原因は一つでは無いことが多いので、

しっかりと現状を分析して対策を打つことが重要です。

 

そして業績が下がると、社内の士気も下がることが多いです。

 

取ってきた戦略の間違いを修正したとしても、

スタッフさんの士気が下がったままだと、十分に効果が出ません。

 

ですのでこういう時は、会社が本気で変わろうとしている、

ということを社内に徹底的に姿勢で見せることが重要だと思います。

 

今、たまたま元大阪府知事の橋下徹さんの

「実行力」という本を読んでいるのですが、

その中で橋下さんはこう書かれています。

 

「リーダーの役割は、チームの道標になり、

チームが実際に動く際の原動力となる方針を作りあげること。

一番まずいのは、方針を示さずに現場に丸投げしてしまうことです」

 

業績が下がった時こそ、大きく、そして一気に変わるチャンス。

 

どんな企業でも時代の流れとズレていくことはあります。

そのズレを修正するチャンスなのです。

 

やるべきことは明確。

後は実行あるのみです。

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【第3171回】 お客様に選ばれない営業マンの特徴

2019年09月05日 | 住宅コンサルタントとして

とても良い人なのに、お客様に選ばれない。

残り2~3社までは残るのに、最終的に競合に負ける。

 

こういう営業マンに共通するポイントは、

「話が長い」ということ。

 

お客様から質問されると、

本人は親切に分かりやすく答えているつもりなのですが、

お客様は、「話長いな~」と思っていたりするのです。

 

しかもこういう営業マンは、一から順に説明したくなりがちで、

お客様からすれば質問に対する簡潔な回答が欲しいだけなのに、

長時間のトークを聞き続けなくてはならない訳です。

 

そりゃ、もう会いたくなくなりますよね?

 

こういうタイプの営業マンは、良い人なのですが、

お客様の表情や仕草から相手の気持ちを汲み取れない方が多いのです。

 

それはすなわち、相手や他人に関心が無いということにつながります。

 

話が長すぎる営業マンは、どれだけ知識があって良い人でも、

最終的に選ばれない傾向が本当に強い。

 

相手が何を求めているのか、常に意識してコミュニケーションを取りたいですね。

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【第3170回】 自己研鑽していないビジネスパーソンが46%というレベルの低さ

2019年09月04日 | 住宅コンサルタントとして

今日の日経MJに衝撃的な記事がありました。

 

『「自己研さんせず」5割弱』

 

というタイトルの記事がありました。

 

パーソナル総合研究所がまとめた、

アジア太平洋地域の就業実態調査で

自分を磨いていない人の割合は、

日本がぶっちぎりの第一位という事実が判明したとのこと。

 

もう、真面目で勤勉な日本人はどこに行ったんだ?って感じです。

 

中国やタイ、ベトナムなどでは、自己研鑽していない人の割合が

何と10%以下でして、本当に日本はこのままでは

いろんな国に経済力等で抜かれていくことでしょう。

 

勉強しようと思えば、ナンボでも勉強できる環境が

日本にはあるのに、本当にもったいないですよね。

 

自分を磨いていないのに、権利ばかり主張し、

うまくいかないのは社会が悪い、政治が悪い、

会社の商品やマーケティングが悪い、

と言っている人も、結構いるような気がします。

 

そんな大人に育てられた子どもさんは、

やっぱり何でも人のせいにし、

コツコツと努力することが苦手になる確率が上がるような気がします。

 

ただ会社に来て、指示されたことをやるだけでは、

正直、他の社員さんと同じか、それ以下の結果しか出せません。

 

だから、仕事をしている時間はしっかりと仕事に向き合い、

仕事以外の時間で自分を磨かなくてはならない、と

私自身は25歳で気づきました。

(←25歳までは気づけなかったです・・・)

 

本を読んで、学んだことを即実践。

そして改善を繰り返す。

 

結果、お客様に可愛がっていただけるようになって、

数字が伸びていきました。

 

今、移動時間は大切なインプットや準備の時間になっていて、

移動中にテキストを作成したり、コンサルティングの準備をしたり、

我が社の未来のビジョンをじっくり考えたり、

新聞や本を読む時間となっていますが、

携帯ゲームをやっている人、

くだらないレベルの会話をしているサラリーマンっぽいオッサン、

ひたすらスマホをいじっている人を見ると、

確かに自己研鑽している人は少ないかも、と感じてしまいます。

 

皆さんは自己研鑽、やっていますよね?

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【第3169回】 どんな家に住むかで、暮らしが変わる

2019年09月03日 | 住宅コンサルタントとして

家内とは大学4年生の頃からお付き合いしていて、

社会人3年目で結婚したのですが、

今でも家内の実家に初めて訪れた時のことを鮮明に覚えています。

 

私の実家は、私が高校1年の時に建替えたのですが、

センスが全く無い私の両親と、

これまたセンスが全く無い大阪の工務店がつくったので、

空間も洗練されていなく、まあ普通以下の家でした。

 

食事が終わったら、テレビのチャンネル争いを家族で行う。

テレビを見ながら、番組に突っ込んだりするという感じで、

テレビをつけていなかったら、間が持たない感じでした。

 

しかしながら、家内の実家は、

一級建築士でもあり、プロダクトデザイナーでもある

家内の父が設計し、大手メーカーに建ててもらった家なので、

家の中のデザイン、そしてダイニングやリビングから見える庭が

とにかく素敵だったのです。

 

そして衝撃的だったのは、テレビをつけないこと。

 

ダイニングにはとても大きなダイニングテーブルがあって、

食事中も会話がなぜか弾むし、

食事が終わった後もずっとダイニングテーブルから離れず、

お茶を飲んだりフルーツを食べたりしながら、

いろんな話に花が咲く感じで、

本当にすごく居心地が良く、良い時間が流れていきました。

 

家によって、こんなにも食事の時間や食後の時間が変わるのか!

家によって、こんなにも暮らしが変わるのか!

 

それを自分自身で実感できたのです。

 

そして結婚してからというと、

自分の実家よりも家内の実家に

私自身が帰りたくなりましたし、

何故か自分の実家には寄りつかなかったです。

 

この経験が、今の仕事をさせていただく上で本当に活きていて、

素敵な家に住むと暮らしが一変するということを

自分自身が実感しています。

 

そして家内の実家と同じように

ダイニングに大きなテーブルを以前の家にも置いたのですが、

そうすると食事が終わった後もダイニングから皆、離れないし、

子どもはダイニングテーブルで勉強するし、

私もダイニングテーブルで仕事をするようになり、

ダイニングが何だか図書館のようになって、

寝る直前まで皆、ダイニングリビングで過ごすようになりました。

 

家族の仲が良いのは、

こうした家で暮らしてきたことも大きいと思います。

 

家族揃っていられる時間は限られています。

 

だからこそ、一緒に過ごす時間を心から楽しめる家を建てていただきたいと

自分が営業マンであったなら、お客様に伝えたいな、と思います。

(←クライアント様から教えていただいたYouTube番組に影響を受けまくり・・・)

 

お客様にどうなってもらいたいか、という強い思いを

売れる営業マンは皆、持っているのです。

 

何を自分は提供したのか?

お客様にどうなってもらいたいのか?

その意思を持てていますか?

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【第3168回】 家を売るよりも暮らしを提案する

2019年09月02日 | 住宅コンサルタントとして

プライベートの話をしますと、

昨年の4月に長男が出ていき、

この4月に次男が家を出ていきまして、

今は夫婦と娘(ワンコ)の3人暮らしです。

 

しかしながら、子ども達が出ていってからの方が、

むしろ家族の絆が深まるというか、

家族の仲が良く、家族っていいなと思う機会が

断然増えた、と思っています。

 

たまにどちらかの子どもが帰ってくるとなると、

家内は明らかに機嫌が良くなり、料理の品数も一気に増えます。

 

娘は子ども達に相手をしてもらえるので楽しそうですし、

私自身も子どもが居る日は早く家に帰りたくなります。

 

日頃、出張続きで宿泊先で食べるご飯は、

単に空腹を満たすため、生きるための食事なのですが、

家族揃って食べる食事は、お腹だけでなく心も満足させてくれる、

そしてまた頑張るエネルギーを与えてくれる食事になっています。

 

とにかく、「幸せやなぁ」と感じられる、大切な時間となるのです。

 

子どもと家内が楽しそうに会話をしていて、

それを眺めながら飲むワインは、本当に格別です。

 

最近は長男がお酒の味を少し分かってきたようで、

私が飲んでいると「ちょっとちょうだい」と言ってきますが、

子どもと飲むお酒はこんなにも美味しいのか、とも感じます。

 

結局、家族揃って楽しく過ごす時間に勝るものって無いよな、

と改めて実感している訳です。

 

だからこそ、

子育て中は家族みんなで過ごせる、居心地の良いリビングや、

食事の時間を楽しめる素敵なダイニングがある家が良いと思いますし、

子ども達が巣だった後、定期的に返って来たくなる居心地の良い家に

一人でも多くのお客様が住んでいただければ、と思うのです。

 

幸せになるために、楽しい時間を過ごすために家は建てなくてはなりません。

 

居心地の悪い家を建てると、

家族みんなが個室に籠り、一人で時間を過ごすことが当たり前となったり、

巣立った後も寄り付かなくなってしまったりすると思います。

 

家のスペックやデザインももちろん大切ですが、

それよりもお客様にどんな暮らしをしてもらいたいか、という思想や

建てる家によってお客様の暮らしが変わるという現実を

まずはお伝えしていく必要があると思っています。

 

家を売るのではなく、暮らしを提案できる力量を

営業マンは持たなくてはならないな、と思う今日この頃です。

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【第3167回】 人間力を高めなくてはならない理由

2019年09月01日 | 住宅コンサルタントとして

ここのところ、このブログで

人間力を高める必要性を言い続けているかと思います。

 

人間力を磨いていくために必要なのは、

基本となる考え方や口から発する言葉、

そして自分が取る行動などの品格を上げていくことです。

 

例えば、日々仕事をしている中で

いろんな人がアドバイスをして下さると思いますが、

自分のフィルターが全て正解だと勘違いしていると、

素晴らしい助言を取り入れる機会を失ってしまいます。

 

そして日頃からネガティブな発言をしたり、

人を否定する言葉を発したりしていると、

確実に運気が下がっていきます。

 

他責の発言が目立ったり

家づくりで協力しなければならない

社内のスタッフや協力業者さんの悪口を言い出すと、

もうつける薬がありません。

 

更にドアを開けたり閉めたりする際や

モノを置いたり人に何かを渡したりする際の行動が荒々しいのも

負の結果を引き寄せることにつながると思います。

 

こういう考え方や行動、発言をしている人には、

強力な貧乏神が取りついてしまうので、

やる事なすことうまくいかなくなるような気がします。

 

一方、常に素直で謙虚だと、

人を否定するような言葉は口から出てきませんし、

どんな方からいろんな話を教えてもらったとしても、

 

「うわ~、それ面白いですね!」

「メッチャ、勉強になります!」

 

という反応が返ってくるので、伝えている側が嬉しくなるのです。

 

そこでますますいろんなことを教えてくれるようになります。

 

そして日頃から利他の精神で行動していたり、

常に所作を美しくしていると、

福の神が取りついてくれるようになります。

 

こうした話は、おそらく成功している方なら

すごく分かって下さると思うのですが、

成功していない人、貧乏神に取りつかれている人には

本当に通じないんですね。

 

私自身の力不足が原因かもしれないのですが・・・。

 

昨日、京都会という、前職時代で経営者となった3人で

定期的に食事をしながら情報交換をする集まりに参加をしていましたが、

皆、ビジネスが好調ですし、何より運気が高いのです。

 

そしていろんな人をそれぞれが紹介したりするのですが、

そもそも皆、人間力が高いので、紹介する人のレベルも高い。

 

結果、ポジティブオーラの人の輪が広がっていくのです。

 

能力や実力がどれだけあっても、

ベースの人間力が低いと、本当に成果が出ない時代です。

 

だから人間力を高めなくてはならないのです。

 

そのために、根本の考え方や発する言葉、行動を変えていく必要があるのです。

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