鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3185回】 守備範囲

2019年09月19日 | 住宅コンサルタントとして

昨日は、新しくお付き合いがはじまったクライアント様での

初回のコンサルティングでした。

 

お付き合いするきっかけは、

今から12年前に私が開催していた勉強会に

このクライアント様の専務が参加して下さり、

そこから何となく細々つながっていて、

今年からお付き合いをさせていただくことになった訳です。

 

お付き合いをスタートするにあたり、

専務のお父様である社長と

別会社の社長をされている社長の奥様と

面談させていただきました。

 

会社としての課題、私にやってもらいたいことなどをお聞きし、

その課題に対し、すぐに提案をその場でさせていただきました。

 

どうやら私のことを工程管理、粗利改善の専門家と

思っておられたようでした。

 

そこから雑談になり、現状の課題を一気にクリアするためには、

規格住宅をスタートするのも一つだと思いますよ、とご提案したり、

いろんな情報提供をさせていただく中で、

 

「あなたは、HP関連のこともできるの?」

 

とビックリされました。

 

そのリアクションの意味が分からず、

後で専務に確認させていただくと、

過去にいろんなコンサルタントの方に

入っていただいていたらしいのですが、

過去のコンサルの方は、自分の専門分野が決まっていて、

その分野以外のことは対応できない方が多いらしいのです。

 

世間一般的なコンサルタントの人のことや

一般的なコンサルタントの仕事内容、守備範囲を知らない私は、

とても勉強になりました。

 

もともと、何も出来ない状態でこの仕事に転職し、

チラシをつくれるようになり、ライターの仕事もできるようになり、

HPの構成やデザイン、映像制作のコンセプト決め、

商品開発、営業力強化、粗利改善、品質向上、

住宅会社全体の業務効率化、経営面でのサポート、

さまざまなビジネスパートナー様のご紹介、

採用力強化、社員育成、新業態提案などなど。

 

できることが毎年、着実に増えています。

 

住宅会社さんがお抱えの問題点なら、

大半のことは守備範囲だよな、と・・・。

 

そして弊社の一流のクライアント様は、

人間力も超一流なので、

いろんなことを包み隠さず教えて下さいます。

 

そんな一流のクライアント様のお力をお借りすれば、

本当に守備範囲が広いと思います。

 

この守備範囲が狭くならないよう、

日々、精進していきたいと思います。

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