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鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2217回】 私語を慎む

2017年01月24日 | 住宅コンサルタントとして
京都には百貨店が3つあります。

一つは京都駅に直結している京都伊勢丹。
そして四条烏丸にある大丸、四条河原町にある高島屋。

京都伊勢丹に関しては、何より売り場の店員さんのレベル・品が最悪なので、
キャリーバッグを購入する以外、利用しません。

立地が抜群のため、修理が定期的に必要なキャリーバッグの窓口としてのみ、
利用させていただいておりますが、
それ以外のものを購入する気が全くありません。

もしちょっと見る機会があれば、
紳士服売り場の店員さんの私語の多さにビックリすることと思います。

反面教師として、接客の勉強にとてもなります。

という訳で、個人的によく利用させていただくのは、高島屋さんが圧倒的に多いのですが、
先日、大丸さんの地下の食品売り場コーナーに久しぶりに行きました。

先日、唐津で陶芸家の中里花子さんに抹茶を点てていただいた時の感動が忘れられず、
私自身、抹茶を点てたくて、そのお茶を買いに行ったのでした。

大丸の地下に行って、お茶を販売しているお店に家内と行った時のこと。

抹茶を買ったことがないので、
いろいろと教えていただこうと店員さんに声を掛けようとしたのですが、

「すみません!」

と呼んでも、店員さんが私語をしているせいで気づいてもらえませんでした。

しかもその店員さんが私語をしていた相手が、
京都大丸のテナントさんの売り場を指導する立場にある、大丸のスタッフだったのです。

指導する立場の人が、お客様の動きを見ないで、
テナントさんのスタッフと私語に夢中になる百貨店。

お客様は気持ちよくお買い物、できませんよね?

その他にも、お茶に合う和菓子を購入しようと地下食品売り場をウロウロしていたのですが、
お客様が目の前に立っているにも関わらず、声すら掛けずに帳簿をショーケースの上に広げ、
自分の仕事をしている店員さんが結構おられました。

まあ、18時過ぎに行ったこちらも悪いのでしょうが、
自ら進んで勤務時間中に私語をしている売り場責任者が担当している売り場です。

そりゃ、売り場の雰囲気は締りが無くなるよなぁ、と感じたのでした。


お客様がおられるのに、平気で私語をする店員さん。
大半の日本人の感性で言えば、良い気分はしないと思います。

せっかくお越し下さったお客様に気持ち良くお買い物をしていただく。
気持ちよく商談していただく。

これが接客の基本だと思うのです。

売り場での私語を慎む。
お客様を第一に考える。

皆さんの会社ではできていますか?
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