鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4913回】 プレーヤーを卒業できるか?

2024年06月12日 | 住宅コンサルタントとして
順調に成長していける会社か、
それとも現状維持をしばらく続けてから衰退していくか?

この差は経営者次第で生まれます。

住宅業界でよくあるパターンが、
センスある経営者がターゲット層のニーズを捉えた
マーケティングを展開し、商品を開発し、支持を得る。

ところが商品開発やマーケティングに関して
ずっと自分が中心で居続け、
それらを若いスタッフに引き継がない。

結果、自身が年齢を重ね、
家を建てるお客様の層と価値観がずれていき、
マーケティングも商品もピントを外す。

結果、業績が下がる。

もしくは、経営者が営業としてプレーヤーを続け、
若いスタッフを育成しないし引き継がない。

結果、自身の高齢化と共に受注が激減する。

このいずれかです。

経営者の最大の仕事は、自身の後継者を育てること。

そして会社を次世代に引き継いで存続させることです。

このことを理解できない経営者は、
名刺にこそ代表取締役と書かれていても
所詮プレーヤーなのです。

厳しい表現となりましたが、
経営者はいつまでも自分が
プレーヤーの中心ではいけないのです。

プレーヤーで満足してしまっていませんか?

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