鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1278回】 自社がこれまでやってきたことに疑問を持てるか?

2014年07月01日 | 住宅コンサルタントとして
住宅業界全体を見渡せば、
今でも自社のブランドを構築し、ブランドイメージを高めていくという意識が
非常に低いと思っています。

自社のスタッフが使っている名刺。
現場の足場にかけている足場シート。
見学会場の前に飾るのぼり。
見積書、プレゼン、会社案内など、お客様にお渡しする資料。
自社のチラシやHP。
モデルハウスや見学会場のつくりこみ。

自分達が外に対して発信するもの全てが、自社のブランドを構築する。
こういう当たり前のことをイマイチ理解出きていない人が多いのです。

しかしながら、自分達の感性が上がってくると、
これまで自分達がつくってきた名刺やチラシ、
見学会場の中のPOPやのぼりが、

「ちょっとイケてないんちゃうん?」

と気づくようになります。

こうしたことに気づけるようになるって、とても重要だと個人的に思っています。

これまで、自社が発信するものにあまり関心が無かった営業マンが、
こうした部分に関心がいくようになると、間違いなく感性が上がっていますし、
そういう営業マンは結果もついてくるようになります。

これは営業マンだけではなく、経営者や設計、工事監督、
更には社内のいろんな広告や販促物をつくる制作担当者にも同じことが言えるのです。

これまで自分達がやってきたことが、当たり前だと思っていませんか?

実は細かい部分を見ると、自社がなりたい方向性と異なる情報を発信していたりします。

これまでの自分達の発信物に、疑問を持ってみると、
更に会社が良い方向にいくかもしれませんね。
コメント
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