伊勢市内の海岸で一匹のムシヒキアブの仲間を見つけた。
三重県レッドデータブック2005に載っている標本写真と見比べて、胸部の斑紋、翅脈などが一致したので間違いなくトラフムシヒキだと思う。
三重県内では伊勢市内からの発見例はこれまで無いようである。
自然度の高い海浜や広い河川の草地が生息地とされている。
ハマゴウや花咲くマンテマが生えている辺りで、何度も居場所を変えていた。
長い産卵管を持っているので♀。産卵管がまるで7番目の脚かのように姿勢制御に使われているように見えた。
2007.6.3
トラフムシヒキ食事中
トラフムシヒキ羽化
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