シロツトガ
2008-09-05 | 蛾
![シロツトガ](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/11/850b3b4f1aa75c29358d19b31e41fd2d.jpg)
ツトガ科ツトガ亜科 シロツトガ Calamotropha paludella purella (Leech, 1889)
芦原海岸のケカモノハシ群落の中を歩いていて、シロツトガと出会った。
真っ白い個体が基本だが、このように黄色い点状の横線が入る型も結構いるというから、斑紋の個体変異が大きいのだろう。灯火にもよく飛来するという。
成虫の出現期は5-6月と9-10月。
日本では北海道から沖縄まで分布している。
幼虫の生活史は日本では知られていないが、欧州ではガマ科につくらしい。田中川干潟とその周辺にはガマ科植物は見当たらないから、私はイネ科が怪しいと思っている。葦原で何度も成虫を見かけているから。
良く似ているマエキツトガはもっと翅が短いし、成虫の出現期も5~7月に限定される。
シロツトガは意外とじっとしていてくれた。
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