ツトガ科ノメイガ亜科のフタホシノメイガ Glyphodes bipunctalis Leech, 1889
志摩町越賀の岩場海岸。崖に生える植物にフタホシノメイガが静かに止まっていた。
日本産蛾類大図鑑によると、
「触角♂は繊毛状,♀は微毛状.前翅の白紋は小さく,後翅の基半が白くない.伊豆半島以西の本州,四国,九州,対馬,屋久島,吐噶喇列島,奄美大島,喜界島,沖縄本島;朝鮮に分布する.」
前翅長は11-13㎜。
三重県での記録はこれまでにない。
暖かい地方の蛾のようである。幼虫はクワ科イチジク属のオオイタビを食べるという。
この地方では雪の降ることは少ないと聞いている。
2009.9.17
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