アマプラ配信鑑賞「シャドーハウス 2nd season」。

　ダークな雰囲気とミステリアスな展開が魅力的なこの作品、2期観終わってからやっぱりと言うか、続きを原作で読み始めました(爆)。いやぁ～、アニメ後のストーリーはおもしろい！

　読んでからアニメ2期の感想を書くのは、邪道かなと思うのですが(汗)、1期に比べると動きが少なく、「星付き」と呼ばれる階級の存在と絡めた謎のローブ様の正体が明かされるまでが少し盛り上がりに欠ける感じでした。ケイトは慎重な頭脳派、彼女がメインになると行動派のエミリコに比べ地味になってしまうのも仕方ないところ。ただ、思い返すと丁寧に伏線を重ねていく堅実な作り。何度も観返すと深みが増す作品なのだと思います。

　終盤は、シャドーと人間(生き人形)の一体化という残酷な真実が判明、シャドーと人間が別々の人格を持ち始めた同期メンバー達(特にパトリックとリッキー)は抵抗を試みようとし始めるところでエンディングに。シャドーと言う存在の不気味さを表す薄暗い背景やシンクロする動きや生き人形の主人に合わせた表情作りなどアニメならではの演出が工夫されている、このシリーズは是非原作ストックがたまったら続編もアニメ化して欲しいです。