たまてばこ新聞

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レコーダー録画鑑賞「ひそねとまそたん 」。

2018年07月13日 11時43分28秒 | TVアニメ鑑賞記録
 オリジナル作品が必ずしも佳作秀作と呼べなくなっている最近のTVアニメの中では比較的よくまとまっていました。ひそねとまそたんが大仕事を成して小此木の元へ戻ってくる大団円はモヤモヤ感もなく良かったです。

 萌え要素の無いキャラデザ、事前に知って情報を全く入れずに観始めたので、最初はドラゴンが当たり前にいる現代風日本という世界設定に戸惑いまくりでした。結局最後までドラゴンの起源と日本人との関わりは説明されず仕舞い、要するに細かいことは気にするな受け入れろ、なんですね(汗)。その点ではポケモンありきの世界を完全に作っているアニメ版ポケモンはすごい。

 ファンタジー世界の住人と自衛隊のコラボはおもしろかったです。自衛隊機に変形することで、秘匿された存在を表に出し空を飛ばせてやる発想は特撮作品を多く作ってきた樋口監督ならではだなぁと。デフォルメ調のデザインとのミスマッチがなかなか斬新でした。

 キャラデザで言うと、Dパイ達のひねくれた性格とも絵柄はよく合っていました。下手美形にすると生々しくなり過ぎ、不愉快になってしまうところを緩和してくれていたと思います。実在したら確実に鬱陶しい性格の子達でしたね(汗)。本音ダダ漏れトークヒロインひそねのマシンガン的セリフはすごかった!Dパイになってまそたんと出会い、ようやく自分を出せる場所が見つかった彼女の今後はきっと明るいはず。

 周囲を取り巻く、上司達(釘宮さんの柿安は最高)や男性隊員達など、登場キャラは多く賑やかでしたね。彼らの起こすドタバタ劇はアニメの動きも含めおもしろかったです。やたら散らからず、メインストーリーを邪魔せず、ホームドラマのような温かみがあり、終わった後でじわじわ良さがまさかのごとく攻めてきました。

 ドラゴン達は一定のお役目を果たしたけれどいなくなった訳ではなく、これまでの日常は続きそう。ということは続編も期待出来るのかも?Dパイ代替えだったりの完全新作もアリの上手い世界設定は、今後の展開に期待します。

 あ、ただ、棗役は正直違和感あって、ちゃんとした声優さんに演じて欲しかった…。主題歌歌手でミュージカルの経験もある某シンデレラガールさんを推したいのはわかりますが、あれはちょっと…(大汗)。
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