レコーダー録画鑑賞「GANGSTA.」。

　監督が村瀬修功さん、キャストもメインの3人が諏訪部君＆津田君＆能登さん、ということで期待して観始めましたが、やはり原作ありきの悲しさ。世界観もストーリーも方向性が見えないまま終わってしまいとても残念です。

　製作会社の倒産もおそらく作品の出来に関わっていたと思われます(主に作画)。終盤が特に腰砕け状態で切りっぱなしのシナリオには唖然としました。

　一番自分的に納得いかなかったのは、ウォリックとニコラスの過去回想話をぶつ切りで挿入したこと。現在進行のドラマに挟み込むのはアニメ的には間違っていないと理解は出来ても非常にわかりにくかったです。おそらく原作では過去だけまとめて掲載されたはず。まとめてのほうが二人の関係が築かれていく過程に感情移入出来たと思うのですが。なかなか難しいものですね。

　キャラクター、それぞれの組織、セレブレとトワイライトの関連、などなど、難し過ぎて1回視聴では全然理解出来ませんでした。かといってもう一度観る気にはなれないアニメです(汗)。アンダーグラウンドものが苦手な部類にはいるからかもしれません(例：デュラ ←一応観てますけど/汗)

　…そうです、一つだけ感動した点を書かなくては！

　手話！TVアニメで手話を会話の中に取り入れているのを初めて見て驚きました。関係団体監修というのもビックリ。そして津田君のリアリティ溢れるセリフ回しも素晴らしかったです！！