たまてばこ新聞

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レコーダー録画鑑賞「ハンドシェイカー」。

2017年04月05日 15時19分36秒 | TVアニメ鑑賞記録
 「K」と同じ製作会社の作品。映像は本当に幻想的で美しいの一言でした。バトルフィールドであるジグラートはかなり凝った映像、観ている側も異空間に入り込んだような感覚にさせられました。独特の美学を感じます。

 ただ、そこにストーリーがちゃんとついていけているかというと疑問も。序盤は作品内専門用語に対する解説も余り無い状況でバトルだったり、置いていかれる感がありました。ボーイミーツガール、特殊能力を使用した2VS2のバトル、と基本の進行はシンプルだったのですが、まず世界観ありきの作品なだけに設定の説明はもう少し丁寧にして欲しかったです。

 キャラクターもおそらく好みが分かれるところかと。主役のタヅナとコヨリもですが、姉弟愛、外見が真逆な上司部下、地下アイドルとファン(マネ)、などなど対戦相手も極端な環境のペアばかりででした。それぞれに一般的な常識から外れていると感じる為におそらく力を与えられ、無いもの欲しいものを願い、それを叶える目的で戦っていたようです。一人一人はさほど珍しくも無かったけれどペアになったことで濃く(痛く)なりましたね。明らかに中二くさい決めセリフの応酬もすごかった(苦笑)。

 戦に負けても死ぬことは無い、ただ願いが叶わないだけ、のせいか、バトル物に見られるギリギリな感覚、ドキドキハラハラはなく、ぬるい感じで最後まで勝ち抜くことへの意味をあまり感じなかった=おもしろさを感じなかったです(せいぜいコヨリが消えることくらい)。

 敗者を切り捨てるのではなく、戦った者同士しかわからない絆を繋げていくという意図はなんとなく感じたけれど、それならベイブレのほうがずっと感情移入しやすい(爆)

 あと、最後の勝利者になったどうなるの?がわからないままなのは一番の問題。ラストにチラッと神様?の姿は見えましたが…明らかに「K」と同じく2期を狙っている様子がうかがえます。ただ、今作は「K」のように上手くいくか、怪しいです(汗)

 気になったのは。「K」で起用した声優さんをサブキャラクターで数多くキャスティングしていたこと(津田君、潤君、杉田君、浪川君、小松未可子さん)。狙い過ぎていて複雑な気持ちになりました。逆にガラッと違えても良かったのでは…?
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