米澤穂信先生の新作、発売当初から大きく話題になっていた作品だったので、文庫化まで我慢出来ずkindle版買いました。
荒木村重のことも有岡城のことも殆ど知らず、そもそも戦国時代にも疎い(戦国無双やってても覚えられない/汗)のに、読み進められるか心配でしたがが、予想以上に文章、主従のやり取りに入りこめて、先の展開に緊張しました。史実を全然知らない強みか(いいのか、それで/汗)。
4つの話は別々の事件かと思いきや、やはり一つに繋がっていたことと、1章で大事なことが全て伏線として張られていたことに大いに驚かされました。そして章を進めるごとに、村重が徐々に威厳を無くしみすぼらしく見えていく様が丁寧に描写されていいたことにも気づきました。年表でしか知らない戦国時代の人々の戦いと暮らしを学べた気がします。歴史小説も機会があったら読んでみたいかも。
作品のキーパーソン黒田官兵衛の策士ぶりも見事で、そこには子を思う親の心情があったことが彼のキャラクターに人間味を持たせてくれて良かったです。そっか、その時のお子様が長政様か…(遙か7思い出す/汗)
米澤先生の小説は、重い話が多いですがその中にも人の情が温かく感じられるものが多いですね。次作もとても楽しみ!
荒木村重のことも有岡城のことも殆ど知らず、そもそも戦国時代にも疎い(戦国無双やってても覚えられない/汗)のに、読み進められるか心配でしたがが、予想以上に文章、主従のやり取りに入りこめて、先の展開に緊張しました。史実を全然知らない強みか(いいのか、それで/汗)。
4つの話は別々の事件かと思いきや、やはり一つに繋がっていたことと、1章で大事なことが全て伏線として張られていたことに大いに驚かされました。そして章を進めるごとに、村重が徐々に威厳を無くしみすぼらしく見えていく様が丁寧に描写されていいたことにも気づきました。年表でしか知らない戦国時代の人々の戦いと暮らしを学べた気がします。歴史小説も機会があったら読んでみたいかも。
作品のキーパーソン黒田官兵衛の策士ぶりも見事で、そこには子を思う親の心情があったことが彼のキャラクターに人間味を持たせてくれて良かったです。そっか、その時のお子様が長政様か…(遙か7思い出す/汗)
米澤先生の小説は、重い話が多いですがその中にも人の情が温かく感じられるものが多いですね。次作もとても楽しみ!
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