フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

だるま市

2013-01-10 23:41:28 | Weblog
各地でだるま市が開催されています。江戸時代以降、商売繁盛、家内安全、交通安全などの幸せな日々を願い、年始めに購入します、同時に昨年までのだるまの供養も行われます。何故、毎年供養するかというと、「福だるまの効能は手元に置いてから365日で、役目を果たしただるまは1年後に神社などに納め、前年より一回り大きいだるまを飾るのが慣わし」とあります。最大の18号まで到達したらまた1号から飾ります。ですから昨年のだるまを供養するんですね。
毎年、新年の希望をだるまに書き込んでそれが叶えば両目を入れます。供養されるだるまにはたいてい両目が入っていますから、願いが叶ったのでしょう。おそらく健康に1年を過ごすことが出来ますようにとだるまさんに託す方が多いと思います。だるまの赤が縁起のいい色で病気を治す色と言われていますから、健康長寿をお願いするに相応しいですね。
もちろんどんな願かけにも重宝するのがだるまです。一番お世話になるのが政治家です。今年の夏には参議院議員選挙があるだけに、また夏にはだるまが活躍するでしょう。