フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

大統領選

2011-10-07 23:06:33 | Weblog
アメリカ大統領選の共和党の候補者指名争いが早くも過熱している様子が新聞紙上で報道されています。大統領選はまだ来年の話ですから、非常に長いスパンで選挙が行われる感じです。一方の民主党の方は現職のオバマ大統領が候補者となるわけですから、4年かけて選挙活動をしているようなものです。
我が国では小泉さんの後の総理はすべて1年前後で交代して、世界からちょっと蔑んだ目で見られていると思うのですが、長持ちしない理由の一つに次の総理になるまでの間隔が短かったのがあります。わずか一週間足らずで決まってしまうことが多く、当てがハズレる人物が総理になってしまうことがあります。かつて世界から「麻生who」と言われたこともあったと記憶しています。アメリカの大統領選では、長い間に各地で候補者討論会が行われ、人となりがあらわになっていきます。それだけに就任後にハズレが少ないのではないでしょうか。国民の直接選挙の利点の一つでしょう。しがらみによる選択肢がないから、能力優先、その能力も長い選挙選から読み取るのです。
まあ、オバマ大統領がそうかどうかわかりませんが、早く日本に議員から尊敬される総理が出てくるのを期待しましょう。