フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

サッカーとラグビー

2011-01-06 23:57:16 | Weblog
このところの新聞のスポーツ欄は、駅伝はもちろんサッカーとラグビーの全国大会の結果が多くなっています。しかし同じ全国大会でも取り上げ方には多少差があるような気がします。サッカー人気によって紙面のスペースがラグビーより大きくなっていますね。かつて「青春とはなんだ」という若者のドラマではラグビーを通して生徒が成長していく姿が描かれたり、加山雄三の若大将シリーズでもラグビー部員としての活躍がテーマだったこともあるくらいラグビーは人気があったのに、どこでサッカーとラグビーの人気が逆転したのでしょう。
Jリーグが生まれ、ワールドカップ予選のドーハの悲劇が起こった頃からだと思うのです。小学校のグランドの授業後の様子も随分変わりました。それまでは、野球部の独壇場だった風景がサッカーにとって変わられました。
サッカーもラグビーも共にイギリスが発祥ですが、大きな違いはサッカーは手でボールを持ってはダメ、ラグビーは手でボールを持っていい。これでしょう。確かにボールの形や、選手の人数、ルールに違いはあります。子供達がサッカーに飛びついたのは、体の大きさがラグビーほどに影響を受けないことではないでしょうか。ラグビーは肉弾戦と言ってもいい部分がありますからね。