マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「燃えつきた納屋」

2019-05-28 23:30:39 | フランス映画&ドラマ

Les granges brûlées 1973年 フランス作品

監督 ジャン・シャポー
出演 シモーヌ・シニョレ アラン・ドロン ポール・クローシェ 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
雪深い村で女性の死体が発見される。
発見者は除雪車を運転していた男で、発見したその日にローズを訪ねていた。彼女が死体の発見現場へいくと、ちょうど警察も来ていた。
それ以後、近所に住むローズの家族にその日の行動を警察は聞いて回っていたのだった。
被害者はパリから来たとわかりパリの判事ピュール・ラッシュがやってくる。彼はローズの家族が何かを隠しているとし捜査をするが被害者とのつながりは何も出て来なかった。
一方、ローズは事件も気になるが息子の嫁が農場を手伝わない事が気にくわなかった。
夫からは理解しろ言われるが彼女は納得がいかなかったのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
「帰えざる夜明け」に続いて再共演のシモーヌ・シニョレ。
シモーヌの設定はまたもや田舎の家を守る頑固な母親でした。
彼女の定番だったのか?偶然同じような役柄だったのか。自分の中のイメージがそのまま固定されそうですが。(^◇^;)
彼女の役柄の年齢と自分が近いのですっごくある意味ショックだった。
え?あんなに大人っぽく見えるの?なんて。
それに、現代っ子の嫁に腹が立つ姑の図も。今も昔もそれは変らないけれど。
なので、母親に言い成りの息子達に見ているこっちは腹がたった。「すべて、お母さんのせいだ~」っておいおい、なんでも母親が悪いで片付けるなよ。
母親だってそんなこと言われたらきっついよ。
特に、こういう農場って大変なんだぞって。ローズが嫁に来た時は嫌でもやらなくちゃという精神で、守らなくっちゃという使命感だったと思う。
しかし、息子の代になるとそれが薄れる。やりたくない事はしないの主義に。
嫁は部外者だから特に。
時代うんぬんもそうだけど、さっきも言ったがそこは何年経っても変らない。
いい習慣なのか悪い習慣なのか。家柄を守る代々には一族が滅びるまでの課題なんだろうなあ。(と、部外者の嫁は思う)

それでは、ドロンはと言いますと、物静かな判事ピュール・ラッシュでした。
珍しく女っ気なし。恋人との休日は嬉しそうでしたが、それだけ。
今回は、手玉に取りませんでした。

こういうのって意外なオチが多い。というか、疑られる奴ほど無実。(意味深・・・)

それにしても、本当に寒そうな風景だったなあ。

 

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