
Le mille e una notte: Aladino e Sherazade 2012年 イタリアTVドラマ
監督 マルコ・ポンテコルヴォ
出演 ヴァネッサ・ヘズラー マルコ・ボッチ パス・ベガ ペティーネ・ツイマーマン スタイプ・エルツェッグ ロルフ・カニエフ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
前編 アラジンと砂漠の王女
砂漠の中を行く王女と召使いの女性。
2人は遠くに見える城を発見し、通りすがりの人にその城の事を聞く。すると、城は呪われていて近づけば血に飢えた王に殺されるのがおちだというではないか。
自分が誰かも分からない呪われた王が住んでいるからだというのだが、王女は何かを感じその城へ行く。案の定、王に会うと殺されそうになるも、王女は彼に向かって「あなたの心を癒やす極上の物語を語る」と言いだし殺害を留まらせた。
そして、彼の為に王女は物語を語り始めるのだった。
バグダットの街に住む靴職人の息子、アラジン。
兄弟が多く貧しい暮らしの彼だったが困っている人には必ず手を差し伸べる優しい青年だった。
一方、その街の王女シェヘラザードはわがままに育てられ父のシャーリアル王から外出禁止が言われているにも関わらず、祝祭の日に街へと抜けだしてしまう。
王が再婚したママ母のアリッサが彼女の命を狙っている事も知らずに。
そして、彼女が命を狙われた瞬間、偶然に居合わせたアラジンが王女シェヘラザードをその場から助け出すのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
個人的に全くこの物語を知らなかったので、ほ~これが俗に言う「アラジンと魔法のランプ」の物語なのか~と思って見始めたが、あれ?ディズニーで有名なあの青いジーニーはいつ出てくるんだ?と思ったら、
厳密に言うとこれは「千夜一夜物語」で「アラジンと魔法のランプ」はその中の一つの物語で抜粋されて特別に描かれていたものだと分かったのだった。
前半は、アラジンがどこぞの王子と偽り王女シェヘラザードに求婚に行くも断られ傷心を癒やす為に旅へ出て、王が殺され命の危機にさらされた王女が逃げ延びる為に旅に出るという二つの物語の始まりだった。
そして、
そのアラジンを演じているのがマルコ・ボッチで彼との出会いの作品がこれだったのだ。
とはいえ、
声は吹き替えだった。今度は英語。今回も何故か彼の地声が聴けなかったのだった。
とほほ。
それでは、
アラジンを演じたボッチはと言いますと。
登場シーンから、お~これは好み君かも?と思って見始めたらやっぱり好みだった。(^◇^;)
アクションもなかなかこなしてくれて格好いい男だったのだ。
やっぱ女性に一途っていうのが良い感じ。
傷心のアラジンがめっちゃよかったなあ。
で、
実はママ母とか彼女に使える男とかが何故かドイツ人俳優陣で、いっつも悪役を演じるカニエフが優しい王様だったのが面白かった。 ママ母を演じるのはツイマーマンで使える男はエルツェッグ。
彼は納得の悪役だったけど、ツイマーマンの悪役は新鮮だった。めっちゃ意地悪な女王だったよ。
さて、
魔女に気に入られてしまったアラジン。
そして、
盗賊達と行動を共にした王女。
2人は再び出会う事が出来るのでしょうか?