The Maltese Falcon 1941年 アメリカ作品
監督 ジョン・ヒューストン
主演 ハンフリー・ボガート メアリー・アスター ピーター・ローレ シドニー・グリーンストリート
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1539年。マルタ島から宝石をちりばめられた黄金の鷹がスペインへ送られた。しかし、航海の途中で海賊に狙われ、通称「マルタの鷹」と呼ばれたその置物は所在が分からなくなってしまっていた。
サンフランシスコにある、サム・スペードとマイルズ・アーチャーの二人が経営している、スペード・アーチャー探偵事務所。
ある日、一人の女性が現れ、妹を捜して欲しいと依頼をされる。そして、突然夜中に電話で起こされたスペードは、アーチャーが殺されたという連絡を受けるのだった。
彼は女性の依頼を捜査していただけだったのに。プロの彼が何故?
スペードは、依頼主に会いに行くのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
簡単に説明すると、この「マルタの鷹」をめぐる争いに、不本意ながら巻き込まれてしまった探偵のお話という感じだろうか。
ボギーの定番の役がこの探偵家業。
何作か続くとやはりちょっとパターンが見えてきて、マンネリ化がぬぐえない。
ついつい、眠気もさしてきてしまう。まあまあ、面白かったんだけどもさあ。
ハードボイルドの原型がこの作品だそうで、ボギーはやっぱり相変わらず、かっこよかった。
ボギーは、このスペードという探偵。
どこのサイトに書かれていたか忘れてしまったが、
「悪いことに手を染めつつ、自分の誇りと正義は貫く、男」
読んだ瞬間納得ものだった。
そういう雰囲気すっごく合ってる。
本編とは関係ないが、幸いにも特典映像の中で、彼の出演作品のラインナップが入っていた。
見れば見るほど、見たい作品が多く出てきてしまった。(爆)
やはり、最初の頃の悪役ものが見たい。ヘンテコな科学者だか医者だかのも見てみたい。
奥様バコールとの共演作も見てみたいなあ。
ちなみにローレン・バコールは現在80歳代。現役で女優業しているらしいけどね。
カイル役のピーター・ローレがやけに面白かった。
彼って何作かボギーの作品に出演しているのだ。気がつかなかったなあ。
今度は気をつけて見てみなくっちゃ。(笑)