Demolition 2015年 アメリカ作品
監督 ジャン=マルク・ヴァレ
主演 ジェイク・ギレンホール ナオミ・ワッツ クリス・クーパー
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
妻の運転する車に乗っている夫のディヴィス。二人で妻の両親の話をしたり、冷蔵庫の水漏れの話をしたり・・・。
その直後、交通事故に遭い妻は死亡してしまう。救急で担ぎ込まれた病院の自販機もなぜか壊れていて、金を入れても品物が出てこなかった。
妻が死んだというのに、涙も悲しみも湧き出てこない彼は、ふと、自分の気持ちを吐き出すように、この販売機の業者へ苦情の手紙をつづった。
返事が来ないのに何通も送るデイヴィス。
やがて、冷蔵庫の話を思い出し修理しようとして分解してしまった。
そんな時、電話が鳴った。苦情の手紙の返事だった。
お客様担当だというカレンは、今までの苦情は会社に伝えるが、他に何か自分ができることはないかと優しい言葉を投げかけてくれた。
デイヴィスは後にカレンと会うようになっていく。
そして、彼女の息子とも交流していく中で、妻との日々が思い起こされるのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
この邦題って、すっごくロマンティックな恋愛劇か、ドロドロの愛憎劇を思い浮かべるのは、自分だけ?
あらすじもよく読まずに、鑑賞するのがいけないとは思うのだけど・・・。
簡単に解説すると、妻を亡くした男が妻の死を受け入れ、立ち直るまでのお話ってところだろうか。
海ドラ「NCIS」でパーマー君が解説していたので、なんとなく、そんな課程を表したのかな~とは思った。
それでは、目的のギレンホール君はと言いますと。主人公のディビスだった。何でも、壊す、壊し屋のようになってしまった彼。
おいおい、と突っ込まずにはいられなかったし、困った奴だな~と。
演技は、上手いんだけど、そこ、イラついたりして。このままどうなっちゃうんだろう~と思っていたら、よかったわ。
彼が言った「愛はありました。おろそかにしていただけ。」
というセリフは、ドキ!としたのでした。
奥さんの過去が分かったときは、ちょっと辛かったかな。
そんな人には思えなかったので、びっくりでした。
明日は、彼の代表作ともいえる作品を紹介します。