原題「Navy NCIS: Naval Criminal Investigative Service」 2021年に放送された作品
第7話「初日」 (シーズン18第7話)
Season18 Episode7 「The First Day(直訳=最初の日)」(2021.2.9放送)
出演
マーク・ハーモン(リロイ・ジェスロ・ギブス 特別捜査官現場対応チーム 主任)
ショーン・マーレイ(ティモシー・マクギー 特別捜査官現場対応チーム 上級捜査官)
エミリー・ウィッカーシャム(エレノア・“エリー”・ビショップ 特別捜査官現場対応チーム 捜査官)
ウィルマー・バルデラマ(ニコラス・“ニック”・トーレス 特別捜査官現場対応チーム 捜査官)
デビッド・マッカラム(ドナルド・“ダッキー”・マラード 博士 NCIS歴史家)
ブライアン・ディーツェン(ジミー・パーマー 検視官)
ディオナ・リーズンオーヴァー(ケイシー・ハインズ 科学捜査分析官)
マリア・ベロ(ジャック・スローン 犯罪心理学者主任)
ロッキー・キャロル ( レオン・ヴァンス 局長)
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
夜中に車の修理に向かった女性整備士。車を発見するも運転手は死亡していた。
現在、コロナ感染予防で、NCISでもマスク、手の消毒は必須でエレベーターには3人しか乗れない状態だった。パーマーは、出勤してきたマクギー達に強力な消毒液を配っていた。
そこへ、死体発見の連絡が入る。
路上に止められた車内で海軍二等兵曹デヴィッド・アヴィラの射殺死体が発見されたのだ。同乗者は出所したばかりの元受刑者ルイス・カーターと判明。
身代わりに二等兵曹が殺されたとし保護したが、彼が弁護士にかけていたという電話は嘘だと分かるのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
ルイスを保護したトーレスとのやり取りも、なんだか心ここにあらずのスローンの様子も気になるが、今回は、どうしても、彼の事だけを書きたいので、嫌な人はスルーしてくれ。
彼とは、お気に入りのジミー・パーマーの事。
消毒液をみんなに配ったり、他の部署の検視を請け負ったり、足腰が痛いのと言ったり・・・。無償に明るく振る舞う彼。
でもそれは、彼に、悲しい出来事があったから。
話が始まってすぐ、現在と出てくる。
何故?と思ったら、物語の時間と視聴者の今を一緒にしていたからだった。
パーマー君の妻、ブリーナは、コロナ感染で死亡した。
だから、彼は見舞いにも行けず、お葬式も出せない。日本みたいにお骨になれば会えるのだろうけども、当時の米国はそれもままならない状況だったのかもしれない。(あくまでも憶測)
きっと多くの人々がそうだったように、実感がなかったのだろう。
否認・怒り・取引・抑うつ・受容、5段階のどれもまだ彼には起きていないし、気持ちの整理も出来ていない。
そんな彼を見るのはすっごく辛かった。
涙、涙でした。
せっかく大好きなパーマ君がたくさん出演してくれたのに、こんな悲しいお話なんて・・・。(>_<)
ダッキーとリモートしてたときは、嬉しそうでちょっと安心したけども。
最後の妻への手紙で少しは悲しみも癒えたかな。
ガンバレ!!パーマー君。
そういう演出をさら~としてしまうこのドラマの凄さを感じた1話でした。