The Yellow Rolls-Royce 1964年 アメリカ・イギリス作品
監督 アンソニー・アスクィス
出演 レックス・ハリソン ジャンヌ・モロー シャーリー・マクレーン ジョージ・C・スコット アラン・ドロン イングリッド・バーグマン
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1台の黄色いロールスロイスが店に納入される。
その店の前を通ったフリントン侯爵は一目で気に入り午後には家に納車してほしいと店長に頼む。
馬主でもある侯爵は明日のゴールドカップに夢中だったが、妻エロイーズは夫からロールスロイスを送られても、うかない様子。
秘書はそんな彼女を見つめていて・・・。
3万2220キロ走行後、イタリア、ジェノヴァ。
アメリカ人のメイは恋人のマフィア、マルティーズにイタリア観光に連れ回されうんざりしていた。ふと立ち寄った店で黄色いロールスロイスを見た彼女は欲しくなり買って貰う事に。
購入後、その車で観光していたメイは、帰り道にカメラマンのステファーノと出会う。
彼はここから歩いて帰るのだと言い出し、マルティーズはそんな彼を乗せ・・・。
ユーゴスラビアの国境トリエステ。1941年
ミレット夫人は、中古の黄色いロールスロイスを購入し、明日にはイタリアに旅立つ予定だった。
しかし、ホテルのラウンジで一人の青年と出会う。彼は故郷まで乗せて行って欲しいと夫人に頼み込み、彼女はそれを引き受けた。
そして、彼を乗せて出掛けるのだが・・・。。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
まんま黄色のロールスロイスを中心に3話のオムニバドラマになっているこの作品。
ウィキペディアによると、3話とも主役は女性とのこと。
1話目は、ジャンヌ・モロー。
2話目は、シャーリー・マクレーン。
3話目は、イングリッド・バークマン。
めっちゃくちゃ豪華な出演陣。そして、ドロンがハリウッドデビューした作品でもあるそうだ。
個人的には、オムニバスは苦手。しかし、これは3話とも面白かった。
もしかして隠れた名作かも?
それでは、注目のドロンはと言いますと。イタリアの街角で出会うカメラマンのステファーノでした。
きゃ~イケメンのチャラ男~。似合う、似合い過ぎます~。
本気で彼女を好きになったけど、彼女の恋人は・・・・。
結末が気になる方は是非に。(^_^)v
そのマフィアの恋人を演じたのは、キャンベル・スコットのパパ!!ジョージ・C・スコット。パパを見たのは初めてかも?
3話目のバーグマンは、個人的には「カサブランカ」の印象が強いのでちょっとビックリ。
1話目の侯爵は「マイ・フェア・レディ」のヒンギス教授を演じた、レックス・ハリソン。印象があのまんまだな~と思ったら、同じ時に公開された作品でした。(^◇^;)
同じく1話目の妻を演じたのは、ジャンヌ・モロー。
彼女を知ったのは「クロワッサンで朝食を」の頑固なおばあさんの役。
なので、若かりし頃は、めっちゃ新鮮でしたよ~。