麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

定着へ~基礎からビルドアップへ

2007年12月16日 | 東演
 週末なので、区民ネタ

      ※下北沢演劇祭・世田谷区民上演グループA
       08.2/2~3『非常怪談』於/北沢タウンホール

 レッズが世界クラブ3位へ向けてスタジアムに入り、そして死闘の始まった時間。我々、世田谷区民上演グループAの稽古は次のステージへ進んだ…。

 これまで演出の磯村純は、役者たちを自由に駆け回らせていた。
 が、いよいよ稽古回数も限られてきて、ついに「なぜそこに走り込むのか」「なぜパスのコースはそこでないとならないか」e.t.c具体的なサジェッションを出し始めた。
 最初から言っても伝わらない。いや頭では解るだろう。
 そうではなく、これまで走って来て、汗を流して、息を切らして、体が覚えたことに意味づけすることで、深く吸収できるのだ!

 地道な基礎工事を終えて、ようやく形として目に見える上モノのビルドアップが始まった。
 ここからは早い!

 「迷宮のかなたに…」と題してから僅か一週間。大きく舵は切られた。
 PKから先制されながら、流れを引き寄せて優位にゲームを進めたレッズのように・・・。
 そう、どうやらレッズは見事3位の栄冠を勝ち得たようだ

 浦和に負けぬよう、我々も頑張らねば
 …チラシもできたし、今日、根来美咲の美術も上がってきた。模型を見ながら、メンバーも自分たちの闘うフィールドを実感したようだ。

 次週からは、その寸法に合わせたバミリを稽古場に施して、さらに“実践モード”へ。

 通夜の一夜。
 亡くなった父の、あるいは訪れる者たちの、秘密や思惑が交差する・・・静かなサスペンスに満ちた、それでいて優しく温かい物語・・・。

 そして、13人の登場人物それぞれが輝く舞台です
 是非、ご観劇くださいませ。

【文中敬称略】

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