麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

カール・シュミットって誰だ?

2022年06月17日 | 俳優座

まだ立ち稽古の頃です。

皆、稽古着。

セットも仮に組んでいるので、テーブル等の形も異なります。

 

劇団俳優座LABO公演vol.39

『ムッシュ・シュミットて誰だ?』

(作/セバスティアン・ティエリ、

翻訳/中村まり子、演出/小笠原響

時/2022年6月10日~19日、於/俳優座スタジオ)

 

作品も本邦初演ながら、ティエリの戯曲自体、

日本で上演されるのが初めてでした。

6/14付の弊ブログで、星新一だの安部公房だの

感想を紹介させていただきました。

アフタートークでは別役実の名前が出てきたり、

またSNSを覗けば、不条理、軽妙なコメディ、

肌寒いサイコスリラーと様々な感想をいただいた舞台。

 

そうそうアフタートークといえば、15日。

前川喜平氏を迎えて・・・。

(前川氏=左、右=弊団・有馬理恵)

劇中に出てくる名が「カール・シュミット」。

ドイツの思想家・法学者にして、ナチスの協力者。

その名と同姓同名が登場する事は決して偶然ではないはず、

と当たり前のように指摘した慧眼はさすが前川氏!

 

16日には、出演者全員集合してアフターイベント。

許されれば「バックステージツアー」を予定していましたが、

舞台上と舞台裏にお客様をお招きするのは、まだ時期尚早と

『ムッシュ~』でも自粛して、キャストトークを中心に、

舞台の仕掛を舞台監督が説明するコーナーは設けました。

(中央が舞監の川口)

 

残すは明日明後日2ステージ。

「俳優座スタジオ」に改称して最初の作品であり、

前述したように幾つかの初めても多かった舞台。

また、予想だにしなかったハプニングを乗り越え、

恐らく様々な意味で記憶されるだろう作品に。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« じょゆう~新劇交流プロジェ... | トップ | LABO39 La fin »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿