敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表。担当舞台作品について他、演劇やスポーツ等々の雑感を気の向くままに。

続・イチローと桜

2019年03月29日 | 身辺雑記

昨夜、某民放局の創立60周年記念作品
『砂の器』が放送されたらしい。

松本清張の代表作であり、
TBSとテレビ朝日が過去に二度、
昨晩フジも追いついて計六度ドラマに。
ただ。
やはり『砂の器』といえば、映画だ。

メガホンは野村芳太郎で、
犯人役を加藤剛が演じ、1974年に公開!

む? 昨日触れた、さくらと一郎の
『昭和枯れすすき』がヒットした年と
同じじゃあ、ありませんか……。

さて。
フジが60周年であるならば、
劇団俳優座はさる2月10日、
75回目の誕生日

惜しまれつつ去った加藤をはじめ、
多くのスターを輩出した老舗劇団は
第338回公演の真っ最中でもある。



写真中央の岩崎加根子が現在、
劇団の代表を務めている。
彼女も出演している芝居は、
今注目度大の、古川健の筆による
『血のように真っ赤な夕陽』で
いよいよ明日明後日を残すのみ。
(演出/川口啓史)

そうそう。
同じく昨日の文中に登場した『襟裳岬』。

歌唱は言わずもがな演歌の森進一だけれど、

作詞作曲はフォーク界の岡本おさみ、吉田拓郎。
実はB面として発売予定だったらしい。
しかし。
森本人の意向で両A面になったばかりか、
この年のレコード大賞と歌謡大賞の二冠。


これを機に、音楽界の垣根が消えた
とも言われている・・・。



その点でいえば。
「小劇場」というカテゴリーの
劇団チョコレートケーキの古川戯曲と
「新劇」の老舗劇団俳優座という
組み合わせも、襟裳岬的ではある。
ただ既に。
演劇界はボーダレスになって久しい。


[中国人の張さんを演じた渡辺聡]

巨人のV10が成らなかった、というか
ジャイアンツの連覇が9で途絶えた年
・・・それもまた1974年である。
つまり。
長嶋茂雄が「永久に不滅です」と
ユニフォームを脱いだのも、この年。
場所は、後楽園球場・・・

時を経て、今年の桜の季節、
イチローが引退したのが東京ドーム。

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