以前一緒に働いていた若い男Yが
「まずジャブ打ちしといた方が…」
的によく「ジャブ打ち」を口にした。
それから彼は「ふわふわして」を
多用したのだが、初めて聞いた時
意味は何となく理解しつつも、
自分は使わないな〜と思ったのだった。
やがてその世代は皆使うことを
街頭インタビューなどから知る。
誤解のないように言うと、
ジャブ打ちは「ふわふわ」と違い
私の辞書にも載ってはいた。
ただ使用頻度は下位。
と、Yのことや「ジャブ打ち」という
単語が浮かんだのは郵便局である
近所のポストオフィスに用があり、
値上げはいつからでしたっけと
100円で16円の釣銭を貰いつつ訊いた。
局員さんは「まだ決定ではないので
上からは降りて来ていません」と。
口には出さなかったが、
「なんだジャブ打ちだったのか」
そう心でゴチたのは昨日のこと。
とは言え、秋頃上がるんでしょーけど
日本郵政を後にして、3時間ほどのち。
緑色のムックと遭遇。
もちろん、北極近くの島で生まれた雪男の
男児5歳という設定のキャラクターは茶色で、
緑色は廃屋である。
言い方を変えれば、ガチャピン色のムック?
近づいたら、一階は元寿司屋だった様子。
入口脇のガラスケースの中も手つかずで
品書きや酒瓶などが色褪せながら、居た。
建物自体は奥に長く続いていて、
2階はアパートだったのだろう。
数ブロック先にはイタリアン「ナオチーノ」
劇団東演の看板俳優Nの、同級生の店。
(昨日の弊ブログでもN氏は登場)
話が一気に飛んだような気もするが、
これ「ジャブ打ち」なんです、実は。