麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

ふたご

2018年01月02日 | スポーツ
『ふたご』が直木賞候補に。

株価は上々ながら日本経済は
相変わらず光が見えない状況。
出版界はネットとの折合を
つけるべく足掻きながら、
年を越したと言えるだろう。

それと連関しているのか否か、
芥川と直木の両賞が授賞・候補とも
インパクトに逸っていると
言わずにはおれない今日この頃。

 

第62回ニューイヤー駅伝
三区1位、市田孝(旭化成・兄)
四区1位、設楽悠太(HONDA・弟)
五区1位、村山謙太(旭化成・兄)
6区1位、市田宏(旭化成・弟)

すべて双子である。
区間賞の面々だけではない。

三区、松村優樹(HONDA・兄)
五区、松宮祐行(セキノ興産・兄)
7区、設楽啓太(日立物流・兄)
とほかにもズラリと並び、
松宮隆行(愛知製鋼)は37才の
大ベテランながら六区6位と
驚嘆とも言える走りを見せた。

日本一を決める大会だ。
出場するだけでも大変な中の、
双子率がハンパないのである。

双子の長距離ランナーといえば、
なんたって宗兄弟(旭化成)。

弟の猛が総監督を務める旭化成が
圧巻のレース運びで大会二連覇。
最多の二十三回目の王者に。
兄の茂はテレビ中継の解説。

その伝統だろうか?
旭化成には双子が多く、
前述の市田孝・宏、村山謙太に、
今年はメンバーから漏れたが
力に差のない村山紘太も所属。

さらにいえば。
東洋大学初優勝メンバーの
大西智也がいて、現在コーチ。
で、なんと三つ子の弟だ。
(兄一輝はカネボウに所属)

駅伝の双子は女子にもいる。

昨年11月のクイーンズ駅伝で
2位となったパナソニックの
一区区間賞・森田香織(姉)、
五区5位の森田詩織(妹)が
代表格と言えるだろう。

19位のホクレンにはベテラン
宮内洋子・宏子姉妹。
名門・沖電気に入社するも
廃部に伴い京セラに移籍。
さらに2014年ホクレンに移り、
本大会も五区妹からアンカー姉へ
襷を渡し、健在ぶりをアピール。

五輪マラソン代表の木崎良子や
立命のエースだった大森菜月ら
選手層の厚いダイハツ(3位)で
出番はなかったけれど、二年目の
久馬悠・萌姉妹など。



ああ
今年も新年は駅伝の話題ばかり。

そして箱根はまもなく号砲だ。
行け! 一秒を削り出せ。
鉄紺の「若き」韋駄天たちよ!!
コメント
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